<キャンビア・ポートランド・クラシック 事前情報◇29日◇コロンビア・エッジウォーターCC(6,476ヤード・パー72)>
現地時間30日から始まる、米国女子ツアー「キャンビア・ポートランド・クラシック」の開幕前日に、上原彩子と横峯さくらが放送局のWOWOWの取材に答えた。
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月曜日、火曜日と練習ラウンドを行った上原彩子は「グリーンは例年より軟らかいと思う。いつもよりアグレッシブにいけるかな」と感触を口にした。スコアメイクのカギに挙げるのはパッティング。4日間の戦い方についても「グリーン上の勝負」を強調した。
現在4試合連続で予選落ちと苦しむが、「調子自体は悪くない」と手ごたえは感じている。「かみ合わない試合が続いていますが、そういうことはある。しっかりと今週は結果に繋げていきたい」という気持ちで本番に臨む。
一方、こちらも現在5戦連続予選落ちと調子を落としているのが横峯さくら。しかしコースについて聞かれた時は「すごいキレイ。その景観を見る余裕が出ればいいなと思います」と笑顔を浮かべた。15年13位タイ、16年10位タイ、17年21位タイと毎年善戦を続ける大会だが、本人は「終わってみれば相性がよかったなというだけ」と慎重な姿勢は崩さない。
さらに、毎年この大会を迎えると「体調不良だったり、親知らずを抜いたりとか、何か違うものがついてくる」と万全なコンディションで臨んだ記憶がないという。それだけに、「まずは4日間しっかりとプレーしたい」と完走を目標に初日のラウンドを行う。
この試合を終えると、フランスで行われる次週の「エビアン選手権」や、マレーシア・韓国・中国・台湾、そして日本と、最終戦の「CMEグループ・ツアー選手権」まで米国外での試合が続く。横峯は「いい一週間にしたい。自分がやることを一打一打やるだけかなと思う」と終盤戦に向け、勢いに乗るための試合とする。
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