<マンシングウェアレディース東海クラシック 最終日◇16日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6446ヤード・パー72)>
2日目に「68」をマークして27位タイまで順位を上げたイ・ボミ(韓国)は、この日3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「73」と1つスコアを落とし、トータル2アンダーでホステス大会を終えた。
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「先週までティショットが右に飛ぶのが怖くて。徐々によくなっていたのですが、今日は少しその不安が出てしまいました」と、この日は左へと打ち込むシーンも目についた。スタートからパーを6つ並べて迎えた7番パー4のダブルボギーや、左バンカーにつかまりボギーとした9番は、いずれもティショットが左に飛んで喫したもの。その後、2つスコアを戻したものの、14番も左OBに打ち込んでボギーとした。
それでも「OBを打ってもボギーで抑えることができたし、スコアを落としたホール以外はいいショットが多かったです。自信になった」と手ごたえ。最終18番でもバーディを奪い、「実りがあった」という3日間を締めくくった。
今大会、ボミのバッグを担いだのはニュージーランド出身のスコット・ビント氏。黄アルム(韓国)の紹介で急きょタッグを組んだが「すごく的確で、ポジティブなことをたくさん言ってくれました」と、パートナーからの言葉もラウンド中の支えとした。
「もう少しだと思います」と復調について語ったボミ。今後は「日本女子オープンゴルフ選手権」などビッグタイトルも控えるが、「なんとかマスターズまでには取り戻したい」と、ホステスとして迎える「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(10月18日〜10月21日)前までの“完全復活”を思い描いている。今はまだ道半ば。しかし、迷路の出口は徐々に近づいている。(文・間宮輝憲)
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