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6年ぶりの日本タイトルへ　有村智恵がノーボギー「気持ちを結果につなげたい」

＜日本女子オープンゴルフ選手権 初日◇27日◇千葉カントリークラブ野田コース（6,677ヤード・パー72）＞
2つめの日本タイトルに向けて上々のスタートだ。今季6年ぶりにツアー優勝を果たした有村智恵が、2バーディ・ノーボギーの2アンダー・9位タイでフィニッシュ。7アンダーで飛び出したユ・ソヨン（韓国）とは5打差ながら、上々のスタートを切った。
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朝から雨がコースを襲った。難セッティングに加え、難コンディションのなかでの2アンダーにまとめた有村だが、「ショットが良くなくて、ついたチャンスをものにできたというだけ。このままでは優勝争いは厳しいかなと思う」と表情は天気と同じで曇りがちだ。
雨の影響でランが出ないぶん、距離も長くなり、グリーンに届かないパー4もあったと振り返る。そのなかでのノーボギーについて「アプローチがすごく良かった。そこが今週、自信を持ってやっていけるかなという風に思っている」と、パーセーブを重ねてのラウンドだった。
先週は高校時代を過ごした仙台の地で予選落ち。「気持ちが入るとなかなかいいスコアが出せないという傾向がある」と敗因を分析。とはいえ、「そこをどうやって結果につないでいくか、そのときにどういう動きをしていくかというのを日々勉強しながらやっている」と、今はメンタル磨きの時期と位置づけている。2012年の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」以来の日本タイトルへ。有村が慎重にギアを上げていく。

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