<スタンレーレディス 2日目◇6日◇東名カントリークラブ(6571ヤード・パー72)>
「スタンレーレディス」2日目。2015年の覇者イ・ボミ(韓国)は1バーディ・1ボギーの「72」でラウンドし、トータル1オーバー・30位タイで予選を突破した。
「まだ右にも左にも両方に悪いショットが出てしまう」とショットの調子は悪かった。この日フェアウェイキープしたのは6回、パーオンは7回。ラフからのショットやアプローチを余儀なくされる場面が目立った。
だが、そのショートゲームが冴えた。「アプローチ、パットが良い感じで、そこから流れを作れました。予選を突破できたのは、本当にそのおかげだと思います」。先週から替えたというマレットタイプのパターも好感触。「アドレスが安定しますし、重さもあるので転がりも良い」。この日も5mのパーパットを決めるなど、スコアメイクに大きく役立っている。
あとはショットの調子が上がってくれば…といったところ。「右に曲がるのが嫌、という気持ちがなかなか無くならないのですが、よく考えれば(ショットが)良かったときも右に悪い球は出ていました。そう思って明日からやっていきたい」。粘りで掴んだ18ホール。復調に向けた何かをつかみたい。(文・秋田義和)
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