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カン・スーヨンが涙の引退 予選落ちのイ・ボミが駆けつけ花束贈呈

＜NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 最終日◇21日◇マスターズゴルフ倶楽部・兵庫県（6,528ヤード・パー72）＞
今大会でツアー引退を決めているカン・スーヨン（韓国）がトータル1オーバー・34位タイでラストマッチを終了。多くの選手に迎えられ、大団円を迎えた。
イ・ボミら多くの盟友とともにカン・スーヨンが記念撮影＜大会ライブフォト＞
この日は韓国の後輩ペ・ヒギョンと西山ゆかりとのペアリング。出入りの激しいゴルフとなったがしっかりと「72」でまとめた。最後のバーディパットは15mほど。「あの距離は入らない。しっかりと寄せることが大事」とパター巧者らしくナイスタッチで寄せると、パーパットを打つ前にしゃがみこみ涙を拭う仕草も。しっかりと沈めて、ちょこんと左手を挙げるいつものポーズでギャラリーの声援に応えた。
長かったプロ生活を終えて「心の片隅に穴が空いたようなさみしい気持ちです。忘れられない一日になりました」と気持ちを話したスーヨン。ホールアウト後は予選落ちしていたものの、会場に駆けつけたイ・ボミ（韓国）から花束を贈呈され、その他集まった日本人選手とともに記念撮影。
「これからは韓国で後輩を支えていきたいです」と京畿道にある自身のアカデミーで若き人材の育成にあたる。「とにかく今は休みたいですね。プロ生活では休む時間があまりなかったので」と安どの表情を浮かべた。（文・秋田義和）
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