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“奇跡のパット”は惜しくも決まらず… POで力尽きた石川遼「『負けたから悔しい』で片づけたくない」

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇2日◇東京よみうりカントリークラブ・東京都(7023ヤード・パー70)>
2季ぶりの優勝が、あと一歩のところですり抜けた…。首位と3打差からの逆転を目指した石川遼は、最終日に「65」の猛チャージを見せ、トータル8アンダーのトップタイでホールアウト。その後行われた小平智、ハン・ジュンゴン(韓国)との三つ巴のプレーオフに進んだが、ここで力尽き2位タイに終わった。

雌雄を決する“73ホール目”。18番(パー3)が舞台となった最終決戦で、石川はティショットをピン15mの位置にグリーンオンした。しかし、その後のファーストパットは、カップ手前で勢いを落とすと、東京よみうりCCの名物ともいえる強い傾斜で6mほど流される結果に。続くパーパットもわずかに右に外すと、小平が1.5mのウィニングパットを沈め勝負あり。2016年「RIZAP KBCオーガスタ」以来となる勝利、さらに史上最年少での通算15勝到達を逃した。
この日は1番のティショットがチーピンとなるなどダブルボギー。スタートから大きな痛手を追い、「途中までは、まさかプレーオフに行けるとは思わなかった」と本音も口にした。しかし、そこから怒涛の7バーディ。一気にリーダーボードの最上位まで駆け上がった。
さらに正規の最終18番では最大の見せ場も。ティショットをピン5mの位置につけると、バーディパットは難しいスライスラインに乗ってカップ目がけて転がっていく。これが決まれば単独トップ。「奇跡が起きそうになった」と石川自身も自画自賛した一打だったが、わずか数センチカップを逸れ、思わず手で顔を覆った。
それでも「緊張状態のなか、あれだけいいパットが打てたのは自信になった。これで優勝できていたらよかったけど、その可能性を感じさせるパットを打てたこと、そのプロセスが大事。ここ1、2カ月でよくなっているのを実感した」と、その口から泣き言が出ることは決してなかった。
優勝した小平については、「最終18番で、自分はあまり良くない位置からのパットになったけど、小平さんは最高のショットからパーを奪った。最後の底力を感じた。僕の方が一杯一杯でしたね」と話し、そして賛えた。「この結果を『勝ったから嬉しい、負けたから悔しい』だけで片づけたくない。内容をしっかりと見て、次につなげていきたい」。惜しくも最終戦での劇的な復活優勝はならなかったが、その視線はすでに来季へと向いている。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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