<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇10日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6514ヤード・パー72>
国内女子ツアーの2019年シーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は地元・沖縄県出身の比嘉真美子の優勝で幕を閉じた。「小学校5年生でボランティアをしたときからこの大会で勝つことが夢でした」と優勝の瞬間、気丈な25歳はグリーン上で涙を流した。
比嘉、地元優勝を決めてガッツポーズ【写真】
2位以下に7打差をつけて迎えた最終日だったが、優勝までの道のりは容易ではなかった。「悪い流れを断ち切れなかった」というように、ダボ2回にボギーは3つ。「76」とスコアを4つ落とす中での逃げ切りに、「今日みたいなゴルフをしていたら、これからの優勝争いでは勝てない」と自己評価も厳しかった。
そんな中で比嘉が「一番活躍してくれたクラブ」と賛辞を送ったのが、今季から投入した新モデル『G410 PLUSドライバー』。
「すごくいいです。ミスショットにすごく強いので、ミスヒットしてもある程度のところまで行ってくれる。だから思い切り振れて、気持ちよくスイングできます。最終日の状況でもティショットは気持ちよく振れていました」。
今週の比嘉はドライビングディスタンスで3位。海の向こうではバッバ・ワトソン(米国)がこのドライバーを投入後、3週連続でドライビングディスタンス1位を記録したことで話題を集めたが、比嘉の開幕戦での優勝にも大いに貢献した。
昨年の賞金ランキングトップ5の内訳を見てみると、クラブ契約フリーが3人。そしてPING契約が2人。今シーズンもPING勢の勢いは止まりそうにない。
【比嘉真美子のクラブセッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:G410 PLUSドライバー 9度
(三菱ケミカル ディアマナ DF-50/S/45インチ)
3W:PING G410 フェアウェイウッド 14.5度
5W:PING G410 フェアウェイウッド 17.5度
4UT:PING G410 ハイブリッド 22度
5I〜PW:PING i210アイアン
AW:PING グライド2.0ウェッジ 52度
AW:PING グライド2.0ウェッジ 56度
SW:PING グライド2.0ウェッジ 60度
PT:PING VAULT 2.0 Putter Craz-E H
BALL:タイトリスト PRO V1
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