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総合力が試される大会 例年は若手の勢いも、となればあの小柄な選手が最有力!【佐藤信人の優勝予想】

2週前の日本ツアーとアジアンツアー共同主管大会「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」は浅地洋佑のツアー初優勝に終わり、1週間のオープンウィークを挟み、今週は伝統の一戦、「関西オープンゴルフ選手権」が奈良県のKOMAカントリークラブで行われる。毎年コースが変わる本大会で、今年はどんな戦いが?ツアー通算9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤信人が挙げた優勝候補は、勢いにあふれる比嘉一貴だ。
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■若手が栄冠に輝くトレンドも後押し?
本大会は2008年までツアー外競技で行われてきたが、同年に石川遼がプロ転向後にはじめて優勝して注目を浴びたこともきっかけに、翌09年からツアー競技となった。以降、8月開催だったが、14年からは5月開催に変更。その年の優勝者・小田孔明は、今大会を賞金王への足がかりとした。
15年は片岡大育、16年はチョ・ビョンミン(韓国)、17年は今平周吾、そして昨年は時松隆光と、その年の賞金ランキングで上位に上り詰めた選手が大会を制している。
「最近の関西オープンは、若手の優勝が多いですし、2週前は浅地選手が初優勝を遂げました。そういったトレンドを踏まえると、今年も若手で勢いのある選手が来るのではないでしょうか。そういう流れは伝染することがよくありますので」と予想した佐藤。
その考察を踏まえて「今年も若手の活躍に期待という願望も込めて、比嘉一貴選手を推したいと思います」と、身長158センチとシード選手の中で最も小柄ながら、安定感抜群のゴルフで頭角を現してきている24歳の名前を挙げた。
佐藤は、昨年はアジアン下部ツアーや国内下部のAbemaTVツアーでも優勝を果たした比嘉を「総合力があります」と評す。昨シーズンの後半から見せている成長は若手の中でも際立っており、比嘉自身も「穴の少ないオールマイティなゴルフが身上」と、ツアー初優勝を明確に見据えている。
■総合力となれば、開催コースのKOMAにもぴったり
KOMAカントリークラブは、02年に「日本プロゴルフ選手権」を開催。同大会は久保谷健一と片山晋呉のプレーオフのすえ、久保谷が大会制覇。その年は賞金ランキング7位に入っており、当時、総合力ナンバーワンだった片山の活躍も考えれば、やはり、スキのないゴルフが求められそうだ。
「5月は芝の状態も強いですし、そういう点からも総合力の高い比嘉選手の活躍に期待ですね」と佐藤。さらには「グリーン面が広く、当時私が練習ラウンドを回った時は、『どこにカップを切るか予想しにくい』と思った記憶があります。比嘉選手は準備の質も高い選手ですので、ここでも期待が持てます」と、浅地に続く初優勝者誕生の可能性は高そうだ。
また、今季注目の選手として、スコット・ビンセント(ジンバブエ)の名前も…。「本来ならPGAツアーでやっていてもおかしくない実力を持っています。未勝利なのが信じられないくらい、よく飛びますし、ダイヤモンドカップでも上位争いをしながら勝てなかった。アジアンツアーでも勝ち星がなく、勝ちきれない試合が続きましたが、いつ優勝してもおかしくない選手です」と、アフリカからの新鋭にもぜひ注目して欲しい。

佐藤信人(さとう・のぶひと)
1970年3月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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