<〜全英への道〜ミズノオープンatザ・ロイヤルGC 初日◇30日◇ザ・ロイヤル ゴルフクラブ(茨城県)◇8016ヤード・パー72>
「ミズノオープン」は初日の競技が終了。キム・キョンテ(韓国)、ディラン・ペリー(オーストラリア)がトップに並んだ。また木下稜介が今季2人目となるアルバトロスを達成するなど、華々しい幕開けとなった。上位は混戦模様とあって、ここから激しい入れ替わりがありそうだ。2日目以降に向けた上位陣の声をお届けする。
■キム・キョンテ(5アンダー・首位タイ)
「ショットはダイヤモンドカップの時からよかったけど、パットがずっと悪くて。それがプロアマの最後になって感触がよくなった。バックスイングの時に手が動かなくて、ストレスでした。イップスのようでしたが、そうは思いたくなかった。『技術でなんとかなる』と思っていろいろ試したら、なんとか。今は全英とか考える余裕はない。雰囲気を変えたい」
■ディラン・ペリー(5アンダー・首位タイ)
「最後は風でトリッキーになったが、その流れをみながらタイミングをはかって打っていたので、大きな影響はなかった。内容もよかったし、コースも素晴らしい。残りのラウンドも楽しみ。このコースはロングヒッターに有利なので、長所を生かしたい。リランキングのことも頭にはあるけど、今週は楽しんでプレーしたいね」
■和田章太郎(4アンダー・3位)
「(上がり3連続バーディは)気にしてなくて、9番が終わった後の3連続だったことに気づいたくらい。それだけ集中できていたと思う。今週の月曜日に一緒に行動する小田孔明さんから、茨城県内の練習場で1時間ほどアドバイスをもらって、それがよかったと思います。まだ4日のうち1日が終わっただけ。3日目には8000ヤードを超える設定になると思うので、それまでに貯金を作っておきたい」
■今平周吾(3アンダー・4位タイ)
「最後バーディフィニッシュで気持ちよかった。ティが少し前に出ていたとはいえ、それでも長かった。ティショットはハザードを避けながら打ち、今日はうまくいきました。無理をしても届かないし、届いても風が吹くとウッドを持たないといけないので、あまり無理せずいきたい。4、9、18番は風次第で全然違うコースになる。セカンドショットで勝負したい」
■木下稜介(3アンダー・4位タイ)※3番パー5(570ヤード)でアルバトロス達成
「ホールインワンは3回ほどありますが、アルバトロスは初めて。(セカンドショットは)カップまで250ヤードくらいあったので、入った瞬間全く見えませんでした。風もフォローだったので、オーバーしていると思った。音も聞こえないし、ギャラリーも1人しかいなくて気づかなかった(笑)。見たときは“うわ、まじか”という感じで、ちょ〜うれしかったです」
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