<アース・モンダミンカップ 初日◇27日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6620ヤード・パー72>
強い風がコースに吹きこんだ初日は、5アンダーのトップに今季1勝の原英莉花、ルーキー・菅沼菜々、申ジエ、キム・ハヌル(ともに韓国)の4人が並んだ。1打差には、この試合が今季4戦目出場の宮崎乙実が続く。また今大会後に行われる第1回リランキングに向けて、中盤戦出場権獲得を目指す選手達にとって、2日目は予選通過も決まるなど見どころは多い。以下、上位選手のラウンド後の声をお届けする。
松田鈴英はコース上で扇風機?
■菅沼菜々(5アンダー・首位タイ)
「(強風のなかで)ショットを振り切らずにライン出しができたのと、風に乗せることを考えてやりました。ドライバーは風が吹く方から乗せていく、セカンドからはグリーンを狙ってライン出しでいきました。ジュニアの頃から春は結果が出ないけど、夏にかけて良くなることが多かったし調子はいいです。残り54ホールあるので、しっかりとバーディチャンスにつけていきたい」
■原英莉花(5アンダー・首位タイ)
「キャディさんのナイスアドバイスもあって、タッチを合わせようと思って打ってるものが気持ちよく入ってくれました。無理にプレーすることなく1日を終えることができた。しっかり出球を安定させて、狙ったところに打っていけるように調整したいと思います。あとはお腹いっぱい食べて、ゆっくり寝ます」
■申ジエ(5アンダー・首位タイ)
「今日は朝から風が強かったですし、とても難しかった。そのなかでショット、パットともに安定し、いいスコアで回ることができた。グリーンのコンディションが去年よりも速かったので、難しい下りのパットを残さないように、手前を意識すればいいスコアが出ると思います」
■キム・ハヌル(5アンダー・首位タイ)
「朝の練習場ではショットの感覚がよくなかったけど、18ホールを回る時には集中力が上がってよかったです。これまで自分が何をポイントにすればいいか見つからなかったのですが、最近それを見つけることができました。(どんなポイント?)タイミングです。今週、父が来ているのですが『テンポとリズムを考えながらプレーして』といわれたので、それを意識してプレーしました」
■宮崎乙実(4アンダー・5位)
「ドライバーは曲がりましたが、セカンドショットがよかったです。今年はまだ4試合目なので、リランキングのことはあまり考えられないです。少しは頭にありますが、力を入れずにプレーしたい。2日目もガマンのゴルフになるのかなと思います。フェアウェイにいけばいいかなと思います」
■成田美寿々(3アンダー・6位タイ)
「風も強かったので、85〜90点くらいの評価です。フェアウェイが狭いのでラフからのショットが大事になるし、グリーンは止まるからどれだけバーディチャンスを増やせるか。4日間大会3連戦ですし、先週は休んで2日間くらいトレーニングをしました。下半身の筋肉痛はまだ少し残ってますね」
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