<日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日◇28日◇我孫子ゴルフ倶楽部 (6,706ヤード・パー72)>
初日が日没サスペンデッドとなった「日本女子オープン」。今年の「全米女子オープン」で2位フィニッシュを決めた今大会注目選手の1人チェ・ヘジン(韓国)が、この日6バーディ・2ボギーの“68”をマーク。4アンダーの暫定7位タイで初日の競技を終了した。
悪天候で初日はサスペンデッド…試合の様子はフォトギャラリーで
降雨によるコースコンディション不良のため、スタート時間が2時間45分遅れた第1ラウンド。スタートが遅れたことと、「頭痛が少しあったので集中できなかった」ため、スタートホールの10番をボギー発進したヘジン。しかし、続く11番ですぐさまバーディを取り返すと、15、16番でも連続バーディ。前半を2アンダーで折り返す。「全体的にショットの調子が良く、楽に打てた」と振り返ったように後半も3バーディ・1ボギーで回り、結局4アンダーの暫定7位タイと好位置でのスタートに成功した。
韓国女子ツアーで5年ぶりとなるアマチュア優勝を成し遂げただけでなく、7月の「全米女子オープン」でも最後まで優勝争いに加わり2位フィニッシュ。そして8月にプロ転向後、今大会が3試合目の出場となるヘジン。これまでの戦績から今大会の最注目株だが、4アンダーというこの日のスコアについては、「コンディションが良ければ、もう少しいいスコアが出せます」と余裕のコメントを残した。
明日からの意気込みを聞かれ、「今日と同じように頑張りたい」と答えた釜山生まれの18歳。プロとして初めてとなる日本のトーナメントでどのような結果を残すのか、そのプレーから目が離せない。
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