<サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース 初日◇19日◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇6588ヤード・パー72>
今季からオープンウィークがなくなった国内女子ツアー。全部で39試合となり、「サマンサタバサ レディース」でちょうど半分となる20試合目を迎えた。そんななか、小祝さくらはここまで全試合に出場している。
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コーチや周りからは「休んだほうがいいんじゃない?」ともいわれるが、本人としてはこのまま最終戦まで出られる試合はすべて出るつもりだ。以前、同じことを質問された際には「試合に出ていたほうが楽なので…。欠場して練習するほうが過酷」と話していたが、他にも理由があるらしい。
「去年、予選落ちをしてしまった試合が多かったので、今年は同じ大会でリベンジしたいという気持ちと、今年どういった点で良くなっているか試したいんです。だから、できるだけ試合に出続けたい。毎週色々なコースの戦略を練るのも楽しいです」
全試合に出場し続けた前半戦は、最上位こそ昨年の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」の2位タイには及ばないが、全体的な成績は大きく向上している。もちろんゴルフの中身も。「去年はもったいないミスが多かったんです。長いラフのところに入れてしまったりしていました。でも今年はピンチでもパーセーブできるようになっている。アプローチも向上しています」。成長を肌で感じるからこそ、また練習に身が入る。まさに好循環だ。
だが、昨年優勝争いの末に敗れた(4位)今大会のことはあまり覚えていないようで…。「自分が何位だったかも覚えていないんです。最終日最終組で回って、伸ばせなかったのは覚えているんですが…」。昨年は7位タイ発進だが、今年は6アンダーで単独首位発進。去年よりも成績は上なので、それはそれで成長あり?
以下、1打差で追いかける2位タイ勢のコメント
イ・ミニョン(5アンダー・2位タイ)
「今日はアイアンショットが良かったのが大きいですね。17回パーオンできました。ピンチもなくいいラウンドでした。でももう少しスコアを伸ばしたかったですね。なので満足できていません。普通といったところでしょうか」
三ヶ島かな(5アンダー・2位タイ)
「ぼちぼちという感じですね。いいパターが決められたのでピンチも少なかったです。夏は好きですね。夏(7月)生まれですし、体が動くのもいいです。今週は伸ばしあいになりそうですが、ついていきます。いいイメージを持っていければ」
稲見萌寧(5アンダー・2位タイ)
「出だしの1番で6mのバーディパットを読み通り入れて流れに乗れました。ショットはすごくいいですし、初日と考えれば上出来だと思います。誕生日までに賞金シードを決めたい。今週も優勝争いできるように頑張りたい」
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