8月9日に開幕した「緑の甲子園(ゴルフパートナー presents 令和元年度 全国高等学校ゴルフ選手権大会・全国中学校ゴルフ選手権大会)」個人の部だが、高校男子(セントラルGC東C・茨城県)で連覇に挑む久常涼(岡山県作陽高校2年)が、通算イーブンパーの33位タイと出遅れた。
最終ホールでもアプローチを約1メートルにつけながら、短いパットを外してボギー。その瞬間、ガックリ肩を落とした。
「ダメですね。一つひとつの調子は悪くないのですが、全体的にかみ合いません。途中、連続バーディがきたのですが、終わってみればイーブンパーですから……」
ディフェンディングチャンピオンとしての気負いはなく、昨年は昨年、今年は今年と気持ちを切り替えて臨んでいる。だからこそ、このかみ合わせの悪さに「いつよくなるんでしょうね?」と悩みは深い。
作陽高校といえば、先に偉業を達成した渋野日向子の母校。
「地元でも岡山県の誇り、作陽高校の誇りとしてすごく話題になっています。ボクも続きます! と元気にコメントしたいところですが……。それでも明日の最終日は、マネジメントどおりにプレーできるように全力を尽くします!」
と気丈に前を向いて会場を後にした。
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