8月6、7日に行われた「緑の甲子園(ゴルフパートナー presents 令和元年度 全国高等学校ゴルフ選手権大会・全国中学校ゴルフ選手権大会)」高校女子団体の部で、惜しくも2位に終わった埼玉栄高校(埼玉県)。その団体戦に続き個人戦にも出場している岩井明愛(2年)が、前半31、後半35の通算6アンダーで、首位と2打差の3位タイと絶好の位置につけた。
「最近、ショットの調子がよくて、今大会も団体戦からここまで続いています」
と笑顔を浮かべた岩井。そのきっかけとなったのが3月の春季大会(平成30年度 全国高等学校ゴルフ選手権春季大会)だ。
「個人戦の大会なのですが優勝することができ、それが自信につながっています。しかも、かなり難しいコースで、3日間大会の2日目は79だった。それでも最終日は一人だけアンダーパー(69)で回ることができ、これはうれしかったですね」
とはいえ過剰な自信は禁物だと自分でも分かっており、「今日も自分の中ではいいスコアですから、実力的にはまだまだ。明日の最終日、いい位置でプレーできるのがうれしいので、再び頑張るだけです」と気を引き締める。
ちなみに同じ埼玉栄高校2年の岩井千怜は双子の妹。プレースタイルも似ている二人は、切磋琢磨(せっさたくま)してゴルフの技術を高めているそうで、千怜も4アンダーの9位タイと優勝を狙える位置につけた。最終日、岩井姉妹のプレーからも目が離せなさい。
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