8月6、7日に行われた「緑の甲子園(ゴルフパートナー presents 令和元年度 全国高等学校ゴルフ選手権大会・全国中学校ゴルフ選手権大会)」高校男子団体の部で、7年ぶり6度目の優勝を飾った沖学園高校(福岡県)。2日間で5アンダーをマークし、牽引(けんいん)役となった出利葉太一郎(3年)が、9日に開幕した高校男子個人の部(セントラルGC東C・茨城県)でも5アンダー・5位タイと好スタートを切った。
「正直、団体戦に続きスコアは作れているので調子は悪くないけれど、全体的なリズムはまだまだという感じ」
とラウンド後、もう一つさえない表情を浮かべた出利葉。確かに最終ホールで短いパーパットを外すなど、もっとスコアを伸ばせたラウンドだったともいえる。
「もったいないミスが多いですね。特に、パッティング。入れないといけない距離を外している。ラインの読みが合っていないし、それが今年、ずっと課題になっている点です」
7月の日本アマチュアゴルフ選手権では9位タイとトップ10入り。身長180センチの大型プレーヤーで、将来の日本を背負って立つ一人なのは間違いない。10日(土)の最終日、団体とのW優勝にかける出利葉のプレーは間違いなく見どころの一つだ。
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