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ホステスプロの河本結　1億越えの目標達成に道は一つ「優勝しかない」

＜LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇27日◇宮崎CC（宮崎県）◇6535ヤード・パー72）＞
大会特別協賛のリコーと所属契約を結ぶ河本結の気合がみなぎっている。初出場の河本にとっては、大事なホステス大会。それと同時に、ある目標達成のために残された道は、優勝のみ。「それしかない」と、目指すは優勝賞金3000万円だ。
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河本は現在、賞金ランキング9位で獲得賞金は7800万円あまり。本大会の優勝賞金を加えれば、大台1億越えと同時に、お世話になっているリコーへの恩返しも果たすことになる。
リコーと所属契約を結んだ初年。河本は大きな決断を迫られた。米国女子ツアー行きをどうするか。夢をかなえるために、予選会受験を決めたときも「背中を押してくださったのもリコーさんですし、感謝しかありません。いいところでいいプレーをしたいです」と、科せられた役目は、大会を盛り上げること。「状態も上がっていますし楽しみです」と、一切の気負いはない。
「今年頑張った女子プロしかいないエリート集団。そこに入りたかったというのもありました」。まずは、この場に立つことの喜びを感じているが、それだけで満足する河本ではない。目標を立て、それを一つひとつかなえ、次のステージに進む。今季は初優勝、シード入りを果たし、今目の前には1億円突破という目標が残された。「あとは結果を待つだけ」と、見据える先には勝利しかない。
「初優勝もしましたし、リコーさんの大会も宮崎。ご縁を感じますし、宮崎はすごくいい土地。ここで頑張りたいです」と力強く活躍を誓った。飛躍を遂げた1年を締めくくるにふさわしい舞台、宮崎、そしてリコー。最高の結果を持って、来年の米ツアーに乗り込みたい。（文・高桑均）
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