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潮目が変わった12番 渋野日向子が納得した1ショット

<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇29日◇宮崎CC(宮崎県)◇6535ヤード・パー72)>
連日の「70」をマークしてトータル4アンダー、首位と3打差の3位タイをキープした渋野日向子。不満が残る場面も多かったが、当初思い描いていた「1日2アンダーくらい」をしっかりと守り、好位置で週末に入る。
はじける笑顔 ホールアウト後の渋野はこんなにお茶目【写真】
出だしからピンチを迎えた。1番はティショットをフェアウェイに置きながら、セカンドはグリーン右手前。そこからのアプローチが寄らずパーパットは5メートル。苦しい状況となったが、これを見事に沈めてピンチを切り抜けた。
1番はなんとかパーでしのいだが、その後は自身も首をかしげるアイアンショットが続いた。「右にばかり行っていた」と、4番では順目のラフからハーフシャンクで右ラフへ。ボギーとすると、6番ではセカンドをピンに絡めバーディとしたが、いやな感じを拭えないままハーフターン。10番でもフェアウェイからのセカンドをグリーン右手前に外すなど、「ピッチング(ウェッジのショット)が乗っていない」と、パーオン率が上がらない。
前日にイーグルを奪った11番パー5では「まさかの4オン。情けね〜」と流れを引き寄せることもできない。そんなフラストレーションがたまるラウンドで、潮目が変わったのが12番パー3。「あそこで初めて左に飛んでくれました。少し引っかかったけど、これで『大丈夫かな』と思いました」と、そこまでのミスを消し去るショットを放った。
12番のバーディパットは奥から7メートルの難しいライン。強めにヒットした球はカップに当たり外れたが、納得のパー。すると13番パー5では2オンに成功し楽々バーディ。14番でもセカンドをピン左奥7メートルにつけこれを沈めバーディ。その後はチャンスを決めきれなかったが、ボギーなしで気持ちよく1日を終えた。
「頑張ればもうちょっと伸ばせたかな。でも2アンダーで回れた良かった」。最低限どころか、首位のテレサ・ルー(台湾)に離されることなく折り返し地点を迎えた。逆転賞金女王の条件は2位以上。ライバルの鈴木愛と申ジエ(韓国)の結果にもよるが、ともにトータル1オーバー・17位タイに低迷するなか、「明日いいゴルフができて、いい位置にいたら考えるかもしれないけど、なるべく考えないように頑張ります」と邪念は振り払い、ベストを尽くすのみだ。
本格初のルーキーイヤーで公式戦2勝は史上初。数々の記録を打ち立ててきた渋野の1年ものこすところあと36ホール。歓喜の日曜を迎えるためには大事な3日目。無欲で気負いなく、ムービングデーを乗り切る。(文・高桑均)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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