2019年のスポーツ界において優秀な成績を収めた選手が表彰される『テレビ朝日ビッグスポーツ賞』に選ばれた渋野日向子。20年初となる公の場に姿を現した渋野は、表彰式で元気いっぱいの笑顔を見せた。
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年末は表彰、取材にテレビ収録と大忙し。大みそかはNHK紅白歌合戦のゲスト審査員として深夜まで活躍。明けた元日に地元岡山に帰郷し、恒例となっているトレーニングで五輪イヤーを開始した。
新年を迎えても渋野らしさは変わらず。3日は、「暇だったので、青木さんのところに練習に行って6時間くらい、1200球くらい打ちました(笑)」と、いてもたってもいられずに、隣県の青木翔コーチの元を訪れた。思い立って、新年特打ちを敢行し早々に「筋肉痛になりました」と、年末行事で少々なまった体をいじめ抜いた。
その後は2泊3日で南国宮古島に行き初詣も済ませたが、「吉でした(笑)」と少々不満の様子。「なんて書いてあったかな?」と、中身までは記憶にあらず。それでも同行した青木コーチが「大吉」を引き当て、2人で目指す『目標』達成に向けてはゲンのいいスタートとなった。
昨年の大ブレイクによって、今や国民的ヒロインといってもおかしくない渋野の目標は、いうまでもなく五輪出場、そして金メダル獲得。表彰式でも力強く「東京五輪で金メダルを獲りたい」とあらためて宣言。勝負の年に気合もこもる。
「全英に優勝したことによって、遠いと思っていた五輪が、近くにまで来たので、絶対に出たいという気持ちが強くなった。いつも以上に強い気持ちでやっていきたい」と、あらためて五輪に対する気持ちを口にするが、現在は日本人2番手の世界ランキング11位につけ、このまま行けば念願の出場はかなう位置だ。
表彰式では金メダル候補として紹介された渋野。「この賞をいただいたということは期待されているということ」と周囲の期待をひしひしと感じている。「五輪まで全力で走り続けたい」と話す青木コーチとともに、8月の祭典に向けての険しい7カ月がいよいよスタートする。
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