新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中止が相次いだ国内女子ツアー。だが、25日からの「アース・モンダミンカップ」が開幕となることが発表され、ようやく新たなシーズンをスタートする。そんななか、選手たちは何を思い、また収束したら何をしたいのか迫ってみた。今回は神戸市出身の24歳、竹内美雪。
竹内美雪が簡単バックスイング練習法を伝授【#stayhome動画】
QTランク89位の資格だった昨季はレギュラーツアー11試合、ステップ・アップ・ツアー13試合と両ツアーを行き来するかたちでプレーした竹内。ステップの「ダイクレレディース」、「かねひで美やらびオープン」で2位に入るなどの活躍を見せたが、出場権獲得はならずQTへ。そこで29位に入り、今季の出場権を掴んだ。
初シードを獲得すべく意気込んでいた新シーズンだったが、開幕戦から中止に。それでも動揺や不安はなかったという。「最初はギリギリの発表で少し気になったりもしましたが、こういう状況なので仕方がないと割り切っていました。コメントとしてはつまらないかもしれないですが(笑)、あまり感情の変化はなかったですね」。状況を受け入れたうえで、できることを続けた。
その1つがオフから続くスイング作りだ。コーチの金愛淑氏とともに調整に調整を重ねている。「去年から大きく変えたわけではないのですが、余計な部分に力が入っていたのでインパクトで100%の力を出せるようにしました。例えば私はバックスイングを大きくしようとしてムダな動きが入っていたので、それを修正したりとか。4月に入ってだいぶまとまってきたと思います」と今やるべきことに注力している。
■収束したら4月に生まれた子犬たちと散歩に行きたい
一方、ゴルフ以外の部分では、この自粛期間で新たな家族ができた。4月26日に元々飼っていたオスとメスの2匹の犬の間に子犬が4匹生まれたのだ。「すごくかわいくて、一日中見ていられます(笑)」とこの自粛期間の癒しとなっている。今後の試合期間は家にいる父が面倒を見る予定で、その間は離れ離れとなるが「家に帰ってくるのが、より楽しみになります」と胸を躍らせる。
コロナが収束したら、子犬たちを散歩に連れて行くのが今からの楽しみだ。「まだ、散歩できるほど大きくないですし、こういう状況なので外に連れていくことができていません。なので、落ち着いたら一緒に行きたいです!」と声を弾ませた。
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