6月16日はフィル・ミケルソン(米国)の50回目のバースデー。本来なら今週は「全米オープン」が開催されていたはずだが、ミケルソンは今週の再開2戦目、「RBCヘリテージ」には出場せず。「ほしいものは何もないけれど、妻のエイミーが何か企画してくれているみたいだから、それが楽しみ」と家族で50歳を祝ったようだ。
50歳はプロゴルファーにとっては特別な年齢。シニア入りを意味するからだ。それでもミケルソンにとっては特別ではなさそう。これまでの彼の名言を紹介しよう。
「50って単なる数字でしかないから、何も変わらない。僕の前にはまだまだたくさんの時間があるし、まだまだたくさんのことができる」
「ゴルフというゲームはポジティブな気持ちを与えてくれて、止まらない自分に集中することができる。すべてが情熱だ」
「以前は50歳の選手を見るとすごく年寄りだと思っていたんだが、今自分が50歳になって年寄りだとはまったく感じない」
「2004年に初めてマスターズに勝った。あれから16年が過ぎたが、そんなに長い時間が経ったなんて考えられない」
「まだ300ヤード飛ばせるし、飛距離で若い選手に負けない間は、レギュラーツアーで十分戦える」
昨今は体を鍛え上げてシェイプアップしたミケルソン、当分はシニアのチャンピオンズツアーでは見られそうにない。
ともあれハッピーバースデー、フィル!(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA.Net>