3月の「ダイキンオーキッドレディス」から中止が相次いだため、25日(木)から始まる「アース・モンダミンカップ」が今季の国内女子ツアー開幕戦。今大会でプロデビューを迎える西村優菜、吉田優利がそれぞれ注目組に入った。
渋野日向子、横峯さくらという日本屈指の実力者2人と同組に入った西村は「楽しみが大きいですが、緊張感もあるので、半々くらいですね。でもこの1試合しか、プロデビュー戦はないので、貴重な時間を楽しめたらいいなと思います」と初戦への気持ちを告白した。
続けて「2人とも海外で活躍している選手ですので、すごいレベルでゴルフをされていると思いますし、本当にいい経験だと思うので、『見て学ぶ』ではないですが、自分もその空間を大事にしながら、いい経験ができたらなと思います」と意気込みを語った。
一方、同級生で同じく国内プロデビューの吉田。安田祐香、香妻琴乃とトップスタートのグループに入り「開幕が本当に待ち遠しかったので、楽しみですね。調子は、一応準備はしてきましたが、いざ試合に出ると、どう転がるか分からないので、目の前の1打1打に集中出来たらいいかなと思っています」と堂々としたもの。国内初戦となるが「その点については、あまり特別な感じがしませんが、楽しみだしドキドキするけど、不安とか緊張など色々感情がありますね」と期待も不安も半々だ。
2日間一緒となる同級生の安田とはプライベートでも仲良し。この日も同じ組で練習ラウンドを行った。それだけに「ラウンド中に組み合わせを知ったとき、二人で“やったー、久しぶりだね!”と喜びました」と同組を歓迎。「プロの試合で回るのは初めてですし、アマチュア時代でもあんまりない。いつも練習している仲間なので、デビュー戦で一緒に回れて、すごいうれしいです」と自然体で臨める様子だ。
期せずして吉田にとっては地元・千葉県での開幕戦となった。「千葉で開幕デビューできるので、頑張りたいですが…、コースも難しいので、プロのセッティングでやっていくので、コースマネジメントなど今まで習ってきたことを全部生かせたらいいなと思います」と、晴れやかに初陣に挑む。
<ゴルフ情報ALBA.Net>