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「情けなさ過ぎて笑けてきた」 渋野日向子“赤面2ペナ”からのナイスカムバック 

<アース・モンダミンカップ 初日◇25日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622ヤード・パー72>
渋野日向子が、「めっちゃ恥ずかしい!」できごとからのナイスカムバックで、初日をイーブンパーで終えた。その事件が起きた現場は前半5番のグリーン上。朝から断続的に振った雨が、渋野の思考に“ストップ”をかけた。
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3カ月半遅れで迎えた今季開幕戦。無観客試合ということもあり「練習ラウンドみたいな雰囲気で、試合という感じは少ないと思っていた」というが、いざ1番ティに立つと「緊張しました」。さらに序盤からティショットやパターが本調子とはいかず、「去年までと同じで、スロースターターだというのを実感しました」となかなか波に乗れなかった。
そして、スタートから4つパーを並べる展開のなか迎えたのが、328ヤードの5番パー4だった。ピンから8mのバーディパットを1mに寄せると、そこで1度マーク。しかし、これが同伴競技者のライン上だったため、プレーの妨げにならないように1クラブヘッド分、横へとずらした。この時には定由早織キャディと「(マークを)戻さないとね」としっかり確認し合った。
そのグリーン上は、再び強まった雨の影響で水が浮いている状態。そのため次のパットまでにローラーをかける時間がとられたのだが、この“空白の時間”でマークを戻すことを「すっかり忘れてしまった」。パーパットを“暫定の位置”から打ってしまった後、「カップインして、キャディさんの顔を見た時に『あっ』って言いました…」と思い出した。
結果的にこれが2打罰となり、結果はダブルボギーに。その後に尾をひいてもおかしくないできごとだったが、「自分が悪いです。情けなさ過ぎて笑けてきました」と怒りを通り越したことで冷静になれた。さらに10番のボギーで、「残りの8ホールでイーブンまで戻そう」と決意。ここで一気にエンジンが点火した。
その後は、14番、15番で4mを沈めて連続バーディ。さらに最終18番では、残り75ヤードのアプローチをバックスピンで3mの位置まで戻し、「めっちゃ気持ちよかった!」というバーディで締めくくった。有言実行。きっちり原点に戻してのホールアウトだった。
オフに「99%」の時間を費やして取り組んだアプローチでも、昨年にはなかった引き出しをコースで開くことができた。これまでは寄せる場面で使う機会が少なかった52度のウェッジを「ドキドキしながら」3度握り、うち6番、7番でパーを拾うことに成功した。さらに7番ではランニングアプローチも実践。「練習はしていたけど試合になると緊張感がありました。もっともっとレベルを上げないとなって思いました」と、今後への手ごたえもしっかりと感じられる一日だった。
ペナルティを受けるのは「中学1年生の時に過小申告をして以来」で、当然プロ転向後は初めて。「試合で2打損してしまったので、これからのゴルフ人生、マークを戻さなかったことは忘れません」。トラブルを“大事故”につなげることなく、気持ちを改めることができた。「明日以降はもっとバーディを獲れるよう、攻めのゴルフをしたい」。この日のできごとで開幕戦に浮足立っていた足が、しっかりと地についたはずだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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