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「あとに続いてもらうために」男子ツアー“再開”のトリガーとなったエキシビションマッチ

いまだ中断が続いている国内男子ツアー。6月17日(水)の日本ゴルフツアー機構(JGTO)臨時理事会で、8月20日(木)から開催予定だった「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」で再開を目指すことを発表したが、同大会も中止が決定し、いまだ再開の目途はたっていない。
「再開する」と断言できないところに、スポーツ界が抱える深刻な問題が浮かび上がる。興行と考えれば一刻も早く再開したいが、少しでも感染者が増えれば世の中の風潮的に強硬な舵をきるのははばかれる。これまでに経験したことがない準備にも追われる。ゴルフ界のみならず、スポーツ界の流れとしては「どこが先陣を切るか」という様相にもなっているが、JGTOにとって大きかったのはセガサミーカップの前に手を挙げたところがあった点だろう。
「JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」。本来は7月8日(水)から5日間の日程で、日本初のプロアマ形式戦「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」として行われるはずだったが、ツアー外の2日間競技としての開催が決定し、6月5日に発表された。
まずは率直に、なぜ先陣を切ろうとしたのか? そこにはエキシビションとはいえ、大会主催者の強い思いがあった。“ツアー再開”という目的に加え、一般ゴルファーも含めた、業界全体の再始動のきっかけになればと考えていた。株式会社ゴルフパートナー執行役員、大会実行委員長も務める川崎康史氏が語る。
「弊社はゴルフを生業としている企業。本大会が業界の再始動のきっかけになればと考えていました。何しろ、プロの方々もつらい時期を過ごしている。ゴルフ企業がスタートを切らないと、なかなか後には続いてもらえない。プロの方々に試合をしていただかないと、一般のアマチュアプレーヤーもゴルフを楽しみにくいでしょうから」
あくまでも同社の希望は、本来の形である「ツアー競技」。しかし、海外選手の多くが入国できないことなどをはじめ諸問題が多く、最終的にエキシビションでの実施を決断したという。
「それまでは、“やろう、やめよう”が日ごとに変わっている状態でした。でも、どんな形でもやりたかったことから準備や調査を進め、緊急事態宣言が開けた6月から本格的に動き出しました」(川崎氏)
開催決定リリースが出る前日の6月4日には、会場となる取手国際ゴルフ倶楽部東コースのある茨城県を訪問。県とつくばみらい市に説明を行った。
「感染防止策に関しての基本方針に沿えば、県と市としてもゴルフ産業もしっかりサポートしていきたいので、前向きに応援していくという話をいただきました」
地元の同意を得たうえでようやく開催決定にたどり着いた。
心残りは多い。まずは本来出場するはずだった300人のアマチュア選手枠だ。
「昨年末から全国各地で予選会を行い、コロナ禍で中止になったところもありましたが、感染予防策を十分にとったうえで5月31日まで実施しました。県外からの出場を制限し、13項目にもわたる感染防止策をとり、約半数の140人まで決定したところだったのですが…。出場権は来年に持ち越しとさせていただきました」(川崎氏)
もう一つは心残りという以上に、ツアーへの心配事だ。
「先に述べた外国籍選手の問題ですね。長引くようだとスポーツ界にとっては大きな痛手になると懸念しています」
この問題は根が深いためにあらためて取り上げたいが、とにかく本来の形式から離れたとはいえ、ツアー再開に向けてのモデルケースとなるのは間違いない。「JGTOと一緒に、今年は来年につながる2日間にしたい。なんとかスタートできれば」(川崎氏)と、開催に向けて奔走する日々が続いている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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