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大学最後の年に訪れた“空白の時間” 金谷拓実が全米オープンに見据えるもの

米国男子ツアーはプレーオフシリーズに突入し、残り2戦で今シーズンが終了。9月からは新シーズンに切り替わり、第2戦には約3カ月遅れで組み込まれた「全米オープン」が待っている。

例年なら各地の予選会を突破した選手に出場資格が付与されるが、思わぬ形で出場権を獲得したのが金谷拓実(東北福祉大4年)だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で予選会は中止となり、異例の措置として出場権は世界アマチュアランキング上位者にも与えられた。そして金谷はそのトップに立っていた。

2019年、国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で史上4人目のアマチュア優勝を達成。18年の「アジア・パシフィックアマチュア選手権」で優勝し、19年の「マスターズ」、「全英オープン」への出場権を獲得したが、全米オープンは初出場だ。

全米挑戦の2週前には国内男子ツアーの「フジサンケイクラシック」への推薦出場も決まっている。「すごくうれしいです。この状況ですし、初めてのことだらけで大変だと思いますが、試合に出られるということがうれしい」と語る。試合に出るのは昨年12月の「エミレーツ・オーストラリアオープン」以来。そこで3位に入り今年の「全英オープン」出場権も獲得していたが、コロナ禍で中止。大学の試合はおろか、部活動や学生生活もままならない日々が続いていた。

「目標を立てることが難しくなりました」と、この半年を振り返る。普段は大学寮で生活しているが、コロナ禍で4月からは地元の広島へ戻った。6月の終わりに再び大学に戻り、部活動が本格的に再開したのは今月半ばからだった。

思わぬかたちで大学最後の1年も5カ月が過ぎようとしているが、決してこの時間が“失われた”わけではない。「最初は試合もなくて大変でしたが、こっちに戻ってきてからは部員が一緒にいる。モチベーションの高い人ばかりなので、しっかり練習は積めていると思います」と、先の見えない道を仲間と支え合いながら進んでいる。

昨年出場を果たした海外メジャー2戦は、ローアマ獲得はならなかった。アマチュアとして最後の出場となるかもしれない海外メジャー。目指すのは昨年届かなかったタイトルだ。「今後はまだどうなるかわからないけど、やることは今までとは変わりません。いい準備をして、自分らしいプレーができたらと思います」。“いつも通り”が難しい今だからこそ、真価を発揮するのは世界1位の実力者だ。(文・谷口愛純)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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