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次戦メジャーへ弾みつく2位　古江彩佳は“プロテスト”への準備を生かせるか

＜ゴルフ5レディス 最終日◇6日◇GOLF5カントリー みずなみコース（岐阜県）◇6571ヤード・パー72＞
黄金世代・小祝さくらのツアー通算2勝目で幕を閉じた「ゴルフ5レディス」。怒とうの追い上げで最後までプレッシャーをかけたのは“プラチナ世代”の筆頭格だった。古江彩佳がこの日、1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」とスコアを6つ伸ばして、トータル11アンダーの2位タイに入った。
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圧巻のサンデーバックナインだった。前半こそ1つしか伸ばせなかった古江だが、10番パー5で残り221ヤードから2オンに成功すると、奥からの7mを沈めてイーグルを奪取し、勢いそのままに16番までに4バーディを奪う猛チャージ。17番で寄らず入らずのボギーを叩いたが、一時は首位を走る小祝に2打差まで迫るなど食らいついた。
プロ初優勝こそならなかったが、「ショットがピンに絡むようになってパターも入るようになってくれた」と手応え十分で臨む次戦はメジャー「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」。女子プロナンバーワン決定戦と称される大会に初めて出場する。
舞台は岡山県にあるJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部。日本では珍しい“リンクス”で、ここで行われた昨年の最終プロテストは直前の「富士通レディース」に優勝したため免除となっており、受験していない。それ以外のリンクスコースも試合は未経験だが、プロテストの練習ラウンドでは同コースを回った経験がある。「海外っぽいコースですが、嫌いではありません。風が出ると思いますが、風も嫌いじゃないので楽しんでいけたらと思っています」。元々対策していたうえに、好みのコースとくれば“本番”でも問題はなさそうだ。
そこに調子も良いとくれば、準備としては言うことなし。「ショットはいい状態を継続して、来週もパッティングが入ってくれたら。やるべきことをできれば上位を目指せると思う」。プロとなって初めてのメジャー「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では気後れすることなく2位タイ。女子プロナンバーワンの座へ、死角はない。
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