<キャンビア・ポートランド・クラシック 初日◇18日◇コロンビア・エッジウォーターCC(米オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>
米西海岸を襲った山火事の煙の影響で54ホールに短縮された大会はようやくスタート。早朝から元気よく飛び出した河本だったが、その気持ちとは裏腹にスコアメイクに苦しむ一日に。「74」と振るわず2オーバーに沈んだ。
河本結、最新ドライバースイング【連続写真】
出だしの10番パー5は1m強のパーパットがカップに蹴られ3パットでボギー発進。すぐに11番パー4で1.2mにつけるショットでバーディと取り返した。だが、12番パー5で再びボギー、13番パー4は1mにつけてバーディと行ったり来たりが続いた。18番パー4では4mのバーディを沈めて1アンダーで折り返したのだが、雨が降る難しいコンディションで4番から3連続ボギーと後退した。
見せ場は7番パー5。つま先下がりの難しいライからのセカンドショットをグリーンに乗せて2オン。イーグルは惜しくも逃したが楽々バーディを奪った。しかし、グリーンがソフトで止まるコンディションでアンダーが出せず、「ショットの感覚は良くても結果がついて来ない…。ちょっと何が悪かったのか、反省する時間が必要かなと思う」と悩ましい。
スコアメイクではパー5で3つのボギーにしたのが厳しかった。「ちょっとのミスがアンラッキーで変なところに行ってしまった。キャディさんとも話したけれど、きょうはついていない日」と運に恵まれなかったのも要因と考えている。
「感覚はすごく良いのに…。試合で良い成績が残せない。自分の自信をそぎ落とされる感じ…」と苦しい胸中を明かす。だが、元来の明るい性格にポジティブ思考。「今は試合をこなしていくのが一番、とにかく、とにかくがんばる! それしかない!」と連呼し、巻き返しを目指す。
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