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ついにギャラリーが入る！　バミューダ選手権で再開後初の観客チケット販売開始

PGAツアーは10月29日に開幕する「バミューダ選手権」で初の一般観客動員を決めた。PGAツアーとバミューダ政府がそろって会見を開き公式発表した。
今年で第2回を迎える同大会は北大西洋に浮かぶイギリス領、バミューダ諸島のポートロイヤルGCで開催。先週ドミニカ共和国で開催されたコラレス・プンタカナ リゾート＆クラブ選手権（9月24〜27日）では上がりの数ホールにスポンサーやVIPのコーポレートエリアが設置され、ファンの入場が認められたが、一般に入場チケットを売り出しての観客動員は6月のツアー再開後はじめてだ。
美しい島々の中心に位置するバミューダ島は面積約39平方キロメートル、セント・ジョージ島、ソマーセット島、アイルランド島があり、また周囲にはたくさんの小さな島があり、その総面積は53平方キロメートルあり、これらを総称してバミューダ諸島と呼ぶ。
総人口6万5000人のバミューダ諸島は、今回の新型コロナウイルス感染の封じ込めに大きく成功している国の一つ。9月28日現在、バミューダ政府は6万3640人のウイルス検査を実施し、「陽性」と確認されたのはわずか181人。感染による死亡者は9人と世界でも最も少ない。
トーナメントディレクターのショーン・ソバクール氏は「PGAツアーを開催できて、ファンが動員できることは大きな目標だった。達成できることはたいへん誇りに思う」と胸を張る。
第1回の昨年はブレンドン・トッド（米国）が勝利。今年は同週の「WGC-HSBCチャンピオンズ」が中止となったため、裏試合から格上げ。今大会で勝利すると2021年の「マスターズ」に招待さら、また年初の「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」、そして3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」、5月の「全米プロゴルフ選手権」の出場資格も得ることになるから、選手にとってもビッグトーナメントになる。（文・武川玲子＝米国在住）

<ゴルフ情報ALBA.Net>