<ショップライトLPGAクラシック 最終日◇4日◇シービュー・ドルチェホテル ベイC(ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>
米国女子ツアーの「ショップライトLPGAクラシック」最終日、渋野日向子は1イーグル・3バーディ・3ボギーの「69」とスコアを2つ伸ばし、トータル6アンダー・27位タイで大会を終えた。
渋野日向子の「周りが見ても良くなったと分かる」最新スイング!【連続写真】
出ては入るもどかしい展開が続いた渋野。それでも17番パー3でピンに当てるスーパーショットでバーディを奪うと最終18番パー5。残り197ヤードからの2打目をピン手前1mにピタリ。もやもやした気持ちを払拭するイーグル締めで、スマイルシンデレラが今週最高の笑顔を見せた。
「残り3ホールまではかなり病んでいましたけど、そこからピンに絡むようなショットが打てて5アンダーをやっと超えられたのでよかった。かなり救われました」と一日を振り返った渋野。「バーディを獲ったところは良しとして、パッティングが本当に足を引っ張った。もう萎えまくりました。自信がない。どんな距離であっても怖い」と反省点も口にした。
8月の「アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン」から続く、「長かったような短かったような(笑)」という遠征は、来週で一区切り。苦しいことも、課題もありながらも収穫は多いという。
「(海外で)5試合やってみて、日本を出発したときの自分とは違う気持ちでできている。ショットに関してはティショットもよくなっているし、アイアンも抑えのショットにすごく自信を持てるようになった。ただ、今日フェアウェイから外したところもあったので、風があっても自分のスイングがしっかりできるようにしたい」
そんな最後を締めくくる来週は海外女子メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」。ビッグトーナメントに向けて、3戦連続で予選通過できているのは大きい。「3試合予選通過できたので。まあ、調子に乗らないようにしないと(笑)。メジャーはもっともっと自分らしいゴルフができたらいいなと思う。来週は集大成。しっかり発揮できるよう、自分らしいゴルフができるといいなと思います」と意気込みを語った渋野。「良い方の調子に乗って行ければ(笑)」とシブコ節で締めくくった。
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