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19年のトップ2に明暗 鈴木愛は後半カムバック、渋野日向子は取り戻せず「コントロールができない」

<樋口久子 三菱電機レディス 2日目◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>
鈴木愛と渋野日向子が同組で回った第2ラウンド。見ごたえのある組み合わせは無観客にするにはもったいないほどだった。ただし、そのラウンドは前半だけで2人でトータル8オーバー。ともにダブルボギーを叩くなど、思わぬ展開となった。
予選落ち後、日が暮れるまで居残り練習に励む渋野日向子【大会フォト】
出だしのパー5はバーディがほしいホールでともにパー。そして4番で鈴木がダブルボギーを喫すると、渋野も5番、7番でダブルボギー。昨年の賞金ランキング1位と2位がともに予選落ちの危機という事態となった。
鈴木は今季ここまで、ショットがいいけどパットが悪い。渋野は海外遠征後半からはショットに自信が芽生えてきた。「ちょっとずつよくなってきていると思いますし、アースに比べたら本当に格段によくなっている」としたが、「グリーン周りのミスがすごい目立ったし、パターに関してはいいところなしだった」と、アプローチもパッティングも機能しなかった。
昨年の賞金ランキングだけでなく、パーオンしたホールでの平均パットでも鈴木が1位で渋野が2位。鈴木はツアーを代表するパット名人としても有名だが、渋野自身も「数字的には良かったパッティングが足を引っ張っていることがつらいです」と今年は浮上のきっかけをつかめずにいる。
後半の出だし、10番ではカラーから5メートルを沈めてバーディを奪った渋野だが、それ以外ではミドルレンジのバーディパット、短いパーパットに苦戦した。「愛さんを見ればわかるんですけど」と前置きし、「ラインの読みとスピードのコントロールがまったくできていない」とパット女王との差を語った。
鈴木も決して本調子ではないが、決めるべきところは決めた。後半は10番こそボギーとしたが、11番では15メートル以上を沈め、しっかりとついたところでは決めきった。17番では6メートルの下りのパーパットもジャストタッチでカップイン。クロスハンドを取り入れるなど変化球も取り入れるが、基礎の部分が太いから立て直すことができる。
「去年はどうやって打っていたんだろうと比べてしまうし、でも比べてはいけない部分だし」。元々パッティングは好きではないと言うが、いまはまだ基礎固めの時期。破格の活躍を見せた2019年はすでに過去のこと。つらい時期は誰にも訪れる。この苦境を乗り越え、幹となる基礎をつくり上げたとき、渋野はもっと強くなり、鈴木を再び脅かす存在になる。(文・高桑均)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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