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バンカー・ラフもお手の物 渋野日向子が見せたグリーン周りの“耐えるゴルフ”

<全米女子オープン 3日目◇12日◇チャンピオンズGC(米国テキサス州)◇サイプレスクリークコース◇6731ヤード・パー71>
苦しみながらも今年最後の海外女子メジャーで首位を守りきった渋野日向子。3日目はスコアを3つ落としたものの、前日までの貯金もあって2位と1打差のトータル4アンダーで最終日に入る。
前日降った雨の影響でランが出ないフェアウェイに加え難しいピンポジション。各選手が大苦戦を強いられた。この日のアンダーパーは66人中わずかに2人。トータルアンダーパーもたった4人という「全米女子オープン」らしい展開になってきた。その中で、大きなミスなく1バーディ・4ボギーのラウンドは、「なんとか抑えられた」と及第点といっていい。
出だしの1番こそ湿って重くなったグリーンのスピードに合わずに3パットボギー。「ずっと緊張していました」という中、崩れてもおかしくない状況だったが、2番で絶妙な寄せを見せる。「あそこでパーを拾ったことで、自分の動きができるようになった」。左手前のピンに対し4打目はすぐ横のバンカー。これを手前のカラーに落とし1.5メートルに寄せてパー。一息ついて、そこから再び粘りのプレーを続けた。
3番、4番と惜しくもバーディを逃したが、2オンが狙える5番のパー5で、またしても成長を見せた。2オンを狙ったフェアウェイからのセカンドがグリーン左のバンカーへ。ピンは左手前のショートサイド。落としどころが難しい中で、またしても絶妙なバンカーショットを披露して1.2メートルに寄せバーディを奪った。
「今日はアイアンショットが行ってはいけないところばかり」と、飛距離が出ないなかで長いクラブでのセカンドには手を焼いた。そのぶん、今年に入ってから重点的に取り組んできたアプローチでパーを拾った。取りこぼしもあったが、すべてがうまくいった「100点」の初日、さらにうまくいった「120点」の2日目の流れを崩さずに踏みとどまった。
10番のパー4ではティショットを左のラフに打ち込み、前方には木。そこで枝の下を通したセカンドはグリーンの手前に止まった。ピンまで42ヤードのアプローチを、「あの3打目は自分でもビックリするくらい寄ってくれた」と70センチに寄せてパー。続く11番でもグリーン右のバンカーからうまくランを使って難なくパーを拾った。「11番のバンカーショットもよかったですし、アプローチがうまくなったのかなと思ってもいい」と、グリーン周りのしぶとさが光った。
13番でもラフからスピンをかけるアプローチを見せ、17番でもグリーン脇のラフからカップに当たるアプローチを披露した。「中身、内容を見るといいところもたくさんあった」と、苦しい苦しいラウンドでも、自信を深めることができた。
難コンディションの中でのプレーで、一見ショットが悪そうにうつるが、決してそんなことはない。「安全な場所に打てば難しいパットが残る」というピンポジションを果敢に攻めていき、ミスをしてもパーを拾うという、渋野の新境地が見られたラウンドだった。「奇跡的に一番上にいる」と控えめに話すが、内容を見れば72ホールを終えてトップに立っていてもなんら不思議はない。
海外メジャー2勝目へ。最終日も拾いまくるゴルフで、全英制覇以来1年4カ月ぶりの頂点を射止めてみせる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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