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河本結が描く21年最終戦への道のり　「4試合で勝って米国へ」

＜ダイキンオーキッドレディス　2日目◇5日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6561ヤード・パー72＞
米国を主戦場とする河本結が、「育った環境でもう一度土台をつくりたい」と、新年初戦を日本でスタートさせた。
「ダイキンオーキッドレディス」には、今まで以上に強い思いをもって臨んでいる。今年は本大会から4試合を日本で戦った後、再び米国へ。そして、限られた選手のみが出場でき、ホステス大会でもある「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」への出場をもくろむ。
「とにかくこの4試合で最終戦を決めておきたい。スタートダッシュって大事なので、慎重かつ大胆にいきたい」と、2日目はボギーなしの4バーディで「68」をマーク。トータル5アンダーまで伸ばし、上位争いに近づいた。
昨年は、米ツアーを転戦する中で課題も見つかり、自信をなくしたこともあった。体力維持にも苦戦し、体重が一時は6キロ減るなど終盤に向けて「気力も体力もどんどん落ちていった」と振り返る。オフのあいだにしっかりと準備を整えて臨んだ21年、まずは上々のスタートといえそうだ。
日本での4試合で狙うのは、もちろん優勝。「とにかく勝って米国に行きたい。まずはいい位置で優勝争いをして、緊張感のなかでどれだけ本領を発揮できるか知りたいです」と、確かな自信を取り戻して米国入りを目指す。
<ゴルフ情報ALBA.Net>