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「まさか勝てるとは…」小祝さくら、2021年は3戦2勝！　賞金女王へ気を引き締める

＜Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント　最終日◇21日◇鹿児島高牧カントリークラブ（鹿児島）◇6424ヤード・パー72＞
強い風と寒さとの戦いとなった「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」最終日。多くの選手が苦しむ難コンディションの戦いを制したのはトータル10アンダーまで伸ばした小祝さくらだった。
3打差の4位タイから出た小祝は2番でバーディを先行させた後は我慢の展開が続いたが、この日277ヤードとなった15番パー4のティショットで果敢にドライバーを握り、グリーン近くまで運んでバーディ奪取。単独首位に立つと、次のパー5でも3打目をきっちり寄せて連続バーディを奪った。17番、18番とパーオンできなかったが小技でパーをセーブしてホールアウト。後続に追いつかれることなく、ツアー通算4勝目をつかみ取った。
これで今年初戦の「ダイキンオーキッドレディス」に続き、2021年は3戦2勝。20-21年で統合となった今シーズン3勝目となった。「まさか勝てるとは思っていなかったのでびっくりしました。（ラウンド中は）自分が何位かも分かっていませんでした」。これで賞金ランキングも1位となり、ダイキン優勝時に宣言した賞金女王に近づいたが、「まだ試合があるので、気が抜けないです。追われる立場も大変だと思います。しっかり練習とかも頑張らなきゃなと思います」と気を引き締めた。
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