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ツアー本格再開から1カ月 石川遼の収穫と現在地

<ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 事前情報◇5日◇西那須野CC(栃木県)◇7036ヤード・パー72>
国内男子ツアーは2020-21年シーズンの本格再開となる4月15日に開幕した「東建ホームメイトカップ」から約1カ月が経過した。そのなかで石川遼は3試合に出場して予選落ち(120位タイ)、56位タイ、23位タイ。そんな3週間を振り返り、出てきた言葉は「収穫はかなり多い」だった。
一番感じている部分として挙げたのが、スイング技術の部分からコースへどう対峙するかと課題の内容が上がっていることにある。
「課題としていたことで、できるようになっていることが多くなりました。開幕戦ではオフにやってきたことを重視してやりましたが、練習してきたこととコースで必要なこと、例えばロングパットのタッチ、芝…。コースごとに求められる部分とのすり合わせができていなかった。ただ、そのなかでも練習場などでのアイアンの距離感などレベルアップしていることは感じていました。そして先週のクラウンズでは最後に伸ばしてあの順位で終わることができた。底上げができればさらに上位が見えてくると思います」
昨年の3月から再現性を求めて「低いところに上げて低いところに抜く」スイング改造に着手。それからの昨年末までの試合、そして今年の3月までは「完成形を見据えて、出る試合ごとに新しい動きを取り入れてやっていた。25年やってきた動きを変えて違和感もあった」と試行錯誤の状態が続いていた。
そこから今は「形になってきたので変えている部分はなく、再現性を高めている状態」と一段上のステージに。「ゴルフの場合、やり続けているもののフィードバックが数字に必ずでるものじゃないので難しいですが、客観性を持ってやっています」と一歩引いた目線でも手応えは感じている。
そして今目指している理想形として挙げたのが2つ。まず、近いところでいえば「ミスの仕方」を一定にすること。
「自分がコントロールできるものをコントロールしていくことが大事だと思っています。例えばドライバーでいえばフェアウェイキープ100%を目指しているわけではなくて、330ヤード飛ばしてフェアウェイに置くとかそういうことでもない。ドライバーは飛べば多少ブレてしまうもの。そのブレかたが大事で、いろんなブレかたをしないスイングにしたい。その再現性を高めていきたいですね」
それを踏まえた最終形が、考えなくてもできるようになること。「今は違和感がだいぶなくなっていますが、意識して練習場でやっているスイングを無意識でできることが理想ですね。まだまだ時間はかかると思いますが、試合と練習の繰り返しで近づいてくると思います」。石川がいう「無意識」に近づいてくれば、よりコースへの戦いに意識を置けるし、時間を割くことができる。それが、石川がいう「底上げ」だろう。
その気持ちは選手会主催のトーナメントでもブレることはない。「いいゴルフをして上位にいくことが今の自分にとっては1番の目標ですね」。目指すところに向けて、今大会でも実践とフィードバックを繰り返していく。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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