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黄金世代でプロ初優勝もその後未勝利 新垣比菜は世代7人目の複数回Vなるか

<リゾートトラスト レディス 3日目◇29日◇セントクリークゴルフクラブ(愛知県)◇6605ヤード・パー72>
久々に優勝争いに加わってきた。新垣比菜がムービングサタデーに7バーディ・ノーボギー・1ダブルボギーの「67」をマーク。スコアを5つ伸ばし、トータル8アンダー・2位タイと、トップの工藤遥加と1打差の好位置で最終日を迎える。
首位と7打差の11位タイから出ると、3番で2メートルを沈めてバーディ先行。前半だけで4つのバーディを奪うと、後半に入っても13番でカラーから10メートル、15番ではラフからチップインバーディを奪うなど様々なかたちでバーディを量産した。17番ではティショットを池に入れダブルボギーを叩いたが、18番パー5で2打目を左カラー3メートルにつける。このイーグルトライは惜しくも外れたが、最後もバーディで締め笑顔のホールアウトとなった。
ショットとパッティングの状態がともにいい。ショットはオフに打ち込んだ成果で今年に入って好調。「回転で打てるように、そして切り返しで右肩が突っ込む悪いクセがあるので意識して直しました。今年はテンポよく、リズムよく打てていてひっかからない感じがします」。そのショットは、2021年開幕戦から3試合連続でトップ10に入ったことからもよさが伝わってくる。
それに加えパッティングも大きく上向いた。今週のセントクリークゴルフクラブは、グリーンが大きくロングパットを求められることもしばしば。練習ラウンドではそれに何度も驚かされ、「ヘッドの重みを感じて、大きく引いてしなりを感じるようにしたら転がりがよくなりました」と感覚を合わせたことが、本番で生きている。この日のパット数は驚異の「21」。3日間通しても24.67と、起伏の富む難しいグリーンで2番目の数字を叩き出している。
新垣は名前を聞かない週がないほど活躍する黄金世代の一人。アマチュア時代にステップ・アップ・ツアーで優勝し、17年のプロテストは一発合格。18年の「サイバーエージェント」で黄金世代のプロとして初優勝(勝みなみ、畑岡奈紗はアマチュアで優勝)と、トップランナーを走り続けてきた。
だが、その後は何度も優勝争いに加わりながらも未勝利。その間多くの同級生が勝利を重ねていった。それでも焦りはないという。「最初は同級生が優勝していて自分も頑張らないと、と思った時期もありました。ですが、みんな勝ちすぎて何も思わなくなった(笑)」と冗談も言えるほど、自分のペースを貫いている。
気がつけば、同級生は6人も複数回優勝を達成している。そこに7人目として加わるチャンスがやってきた。今回優勝争いを戦うのはアマ時代から同じ九州地区でしのぎを削ってきた勝、大里桃子、そして普段から仲良しで、同じくアマでステップを勝っている吉本ひかる。「最後まで優勝争いから外れないように頑張りたい」。今週こそ自分が輝く番だ。(文・秋田義和)
【黄金世代複数回優勝者】※カッコ内は日本ツアー優勝回数
・勝みなみ(4勝)
・畑岡奈紗(6勝)
・渋野日向子(4勝)
・小祝さくら(4勝)
・原英莉花(3勝)
・大里桃子(2勝)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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