<ザ・メモリアルトーナメント 初日◇3日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(米オハイオ州)◇7543ヤード・パー72>
7年前に米ツアー初優勝を飾った場所に戻ってきた松山英樹は、初日を5バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「73」で回り、1オーバー・暫定61位タイで初日を終えた。
10番スタートで前半を2バーディ・1ボギー。折り返した直後の1番でバーディを奪ったが、その後はボギーとバーディが交互にくる展開。途中悪天候により2時間の中断を挟んだが、8番でボギー、9番のパー4では2打目が池につかまりダブルボギー。「ショットもパットも少しはよくなってきているというのはある」としながらも、上がりのスコアトスに不満が残った。
ティショットは悪くなかったが、グリーンを狙うショットに課題が残った。「なかなかセカンドショットとか、アプローチが悪かったので、スコアにつなげられなかった」と、この日のパーオンは8ホールのみ。グリーンを外した場面では半分でパーを逃した。
昨年大会以降、コースは大幅に改造されたが、これについては「少し戸惑う部分はありますけど、いいプレーができそうでできなかった」と、コースへの対応ではなく自身のプレーを悔やんだ。
4月の「マスターズ」優勝以降は「AT&Tバイロン・ネルソン」で39位タイ、「全米プロゴルフ選手権」で23位タイと調子は上向き。週末を好位置で迎えるため、好相性のコースで挽回を期す。
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