<アース・モンダミンカップ 初日◇24日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622ヤード・パー72>
今週の結果をもって決着がつく東京五輪の代表権争い。まずは国内女子ツアーの「アース・モンダミンカップ」初日を終えて、日本勢2枠目を争う古江彩佳と稲見萌寧の明暗が分かれた。
五輪争い最終章の様子を現地からお届け【LIVEフォト】
午前組でスタートした稲見は調子が上がらず3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「73」で1オーバー・76位タイと出遅れ。対する古江は午後スタートから7バーディ・2ボギーの「67」、5アンダーは首位と2打差の4位タイと好スタートを切った。
ともに代表への重圧はないと話した二人。「プレッシャーはまったくないですね。本当に気にしていないので。普通に試合なので、そのために頑張るという気持ちです」と稲見が言えば、「オリンピックのことは頭には入れずに、この試合だけに集中という感じでした」と、古江も意識せずに目の前の試合に集中すると強調した。
「先週までは頭の片隅に残ったまま試合に臨んでしまっていたけど、今日は集中できた。楽しくやりたいです」と古江。世界ランキングでは25位の稲見に対して28位。稲見を逆転し出場権を獲得するためには優勝しかないという状況で、2日目以降のプレーに注目だ。
このあと開幕する海外女子メジャーの「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場する渋野日向子(世界ランキング31位)も含めた三つ巴の争い。すでに出場権獲得が決まっている畑岡奈紗とともに霞ヶ関CCに進むのは誰なのか。まだまだ目が離せない展開が続く。
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