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木下稜介は初メジャーでテンションMAX　世界一のDJに触発され早くもオーバーワーク!?

＜全英オープン　事前情報◇12日◇ロイヤル・セントジョージズGC（イングランド）◇7211ヤード・パー70＞
国内男子ツアーで初優勝から2連勝を果たし、大ブレイクを果たした木下稜介が全英の地をはじめて踏んだ。大会2日目の16日に30歳の誕生日を迎える木下にとって、待ちに待った瞬間だった。
昨年1月の「SMBCシンガポールオープン」上位の成績で出場権を獲得。本来なら昨年7月に英国に降り立つはずだったが、コロナ禍のため1年持ち越し。「めちゃくちゃ楽しめています！」と、先週の金曜に現地入りしてから、すでに土日月の3日で2ラウンドをこなした。「まだ月曜日で本番まで長いが、毎年来たいような雰囲気なので、本当に、いいですね」と、興奮は収まらない。
「一番ビックリしたのがジム。めちゃくちゃ広くて、見たことのない器具とかもあって。きょう午前中はそこで1時間半ぐらいトレーニングしたんですけど、ダスティン（・ジョンソン）とか、色々な選手がいて、みんなガンガンやっていたので僕もテンション上がって、つられてやりすぎてしまいました（笑）」
世界トップクラスが集まる世界最古のオープン競技に出場する喜びを噛みしめているが、ただ出場しただけに終わらせるつもりはない。「トップ10を目指して頑張ります」と、10位タイまでに与えられる翌年大会の出場資格を持ち帰る構えだ。
「やっぱりバンカーとブッシュに入るとプラス1打という感じなので、ティショットがフェアウェイにキープできていれば戦えるかなと思いました」。荒れ狂うリンクスコースの洗礼はまだ浴びていないが、攻略法はすでに頭に入っている。あとは残り2日の調整で仕上げに入り、開幕を待つ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>