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全米＆全英で逆転負けの38歳が優勝予想筆頭　好調の小平智はトップ15“圏外”

＜3Mオープン 事前情報◇19日◇TPCツイン シティーズ（ミネソタ州）◇7431ヤード・パー71＞
米国男子ツアー「3Mオープン」が現地時間22日（木）に開幕を迎える。開催に先立ち、米PGAツアー公式サイトで恒例の優勝予想ランキングが発表された。
3位に選ばれたのはアルゼンチンのエミリアーノ・グリジョ。今シーズンのパーオン率が71.53％で5位であること、パー4での平均スコアが3.95で1位であること、昨年大会で3位タイに入った実績が評価された。
2位は全英オープンを8位タイで終えた世界ランキング2位のダスティン・ジョンソン（米国）。意外なことにこの8位タイは2月の「ジェネシス招待」に並ぶ今年のベストフィニッシュで、昨年11月のマスターズ以来、優勝から遠ざかっている。ジョン・ラームに奪われた世界ランク1位奪還に向けて、今年のベストフィニッシュを目指したい。
そして、今大会の優勝予想最有力に挙げられたのは、南アフリカのルイ・ウーストハウゼン。今年に入って、「全米オープン」では優勝を目前にしながら、ラームの大まくりにあって2位、先週の「全英オープン」では初日から3日目までトーナメントをリードしながら、最終日にスコアを落として3位タイに終わった。それでも今季の米国男子ツアーで、パーオンしたホールでの5〜10フィート（約1.5〜3メートル）のパットを決める確率は、68.49％で1位と、パッティングの上手さが評価されている。
日本勢で唯一エントリーしている小平智は、選出された15人のなかには入らず。前週の全英オープンの裏で行われた「バーバゾル選手権」では4日間60台を並べて、トータル15アンダー・20位タイ。5月の「ウェルズ・ファーゴ選手権」で11位タイに入って以降、好調をキープしている。フェアウェイキープ率70.24％でツアー全体9位というドライバーの正確性を武器に、シード権獲得に向けて上位進出を狙う。
なお、翌週の東京五輪に出場する松山英樹は、今大会にエントリーしていない。
【優勝予想ランク】※カッコ内は最新の世界ランク
1位：ルイ・ウーストハウゼン（9）
2位：ダスティン・ジョンソン（2）
3位：エミリアーノ・グリジョ（67）
4位：トニー・フィナウ（19）
5位：バッバ・ワトソン（56）
6位：ルーク・リスト（142）
7位：ハンク・レビオダ（164）
8位：チャール・シュワーツェル（99）
9位：ライアン・ムーア（167）
10位：マシュー・ウルフ（38）
11位：ロバート・マッキンタイア（48）
12位：スチュワート・シンク（42）
13位：ミト・ペレイラ（136）
14位：スティーブ・ストリッカー（252）
15位：ディラン・フリッテリ（78）

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