■「東京五輪女子ゴルフ」(8月4〜7日、埼玉県・霞ヶ関カンツリー倶楽部)
男子に続き行われ、世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)がトータル17アンダーで金メダルを獲得した。
2位タイには日本代表の稲見萌寧、前回リオ五輪銀メダリストのリディア・コ(ニュージーランド)が並んだ。銀メダルをかけ行われたプレーオフは、1ホール目で稲見に軍配。日本ゴルフ界に初めて五輪メダルをもたらした。畑岡奈紗は9位タイで、惜しくも入賞を逃した。
稲見は、今週13日(金)から長野県の軽井沢72ゴルフ北コースで行われる「NEC軽井沢72ゴルフ」の出場を予定している。
■世界選手権「フェデックス・セントジュード招待」(8月5〜8日、米テネシー州・TPCサウスウインド、賞金総額1050万ドル=約11億5500万円)
前週に東京五輪を戦った松山英樹が、トータル16アンダーでエイブラハム・アンサー(メキシコ)、サム・バーンズ(米国)とともに首位でホールアウトした。しかしプレーオフ2ホール目でバーディを奪ったアンサーの初優勝という結果に終わり、松山は大会2勝目を逃した。アンサーが手にした優勝賞金は182万ドル(約2億円)。
今年の国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」優勝の資格で出場した木下稜介はトータル1アンダーの43位タイで4日間を終えた。
■米国男子ツアー「バラクーダ選手権」(8月5〜8日、米カリフォルニア州・タホ・マウンテンクラブ オールドグリーンウッドCC、賞金総額350万ドル=約3億8500万円)
各ホールでストローク数に基づいて設定されたポイントによって争われた戦いは、50ポイントまで伸ばした南アフリカのエリック・ヴァン・ローエンが制した。米ツアー2勝目を挙げ、優勝賞金63万ドル(約6930円)をつかみとった。
今週、来週の2試合で来季のシード権確保を目指す小平智は、トータル23ポイントの47位タイで大会を終えた。
■欧州男子「ヒーローオープン」(8月5〜8日、スコットランド・セント・アンドリュース ベイGC、賞金総額125万ユーロ=約1億6125万円)
首位タイから出た地元スコットランドのグラント・フォレストが6つ伸ばし、トータル24アンダーで初優勝を飾った。優勝賞金は18万9530ユーロ(約2444万円)。
日本勢ただ1人出場している川村昌弘は最終日に1イーグル・7バーディ・1ボギーの「64」と伸ばし、トータル14アンダーの16位タイで大会を終えた。
今週は12〜15日にかけ、イングランドのロンドンGCで「カズークラシック」が行われる。
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