<BMW選手権 3日目◇28日◇ケイブス・バレーGC(メリーランド州)◇7542ヤード・パー72>
「なかなか良いパッティングができないっていうか、最後の方は良いパットがあったけど決まってくれないってところで残念な1日」。松山英樹は悔しさをにじませた。第3ラウンドは3バーディ・3ボギーの「72」とスコアを伸ばすことができず、トータル8アンダー・26位タイ。トップとの差は13打に開いてしまった。
2番パー5では、3打目のアプローチを60センチに寄せてバーディを先行させたものの、4番パー5の5.5メートル、6番パー3の6メートル弱、9番パー4の3メートルと、前半はチャンスでことごとく入らない。8番パー4ではアプローチを寄せきれずに、4メートル弱のパーパットを外してボギーとした。
後半に入って11番パー4で4メートルを入れてバーディ、12番パー5では2オンさせて連続バーディ。ところが、続く13番パー4で1メートルのパーパットを外してボギーを叩き、波に乗りきれなかった。
予選2日間はセンターシャフトのパターを使っていたが、この3日目はクランクシャフトのエースパターに戻した。しかし、思ったような効果は得られず。パッティングのスコアへの貢献度を示す『ストローク・ゲインド・パッティング』は3日間トータル-1.845という低い数字で全体51位。「まあ、何を使っても入らないんで。あしたも何を使うかわからないけど、準備をして良いプレーをしたい」とラウンド後はパッティングの調整に多くの時間を割いた。
「違和感を引きずっている」というショットも「18番のティショット、セカンドショットはすごく良かった。ちょっとした気づきもあった」ときっかけを掴んだ様子。最終日に向けては、「少しでも伸ばして終われるように頑張りたい」と前を向いた。
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