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稲見萌寧、棄権の原因は“虫刺され” 　思わぬアクシデント「めっちゃ血が出て腫れはじめた」

＜ゴルフ5レディス 初日◇3日◇ゴルフ5カントリー 四日市コース（三重県）◇6563ヤード・パー72＞
2週連続優勝がかかる大会に臨んだ稲見萌寧だったが、初日の9番ホールを終えたところで、左腕痛のため途中棄権した。これが2019年の「日本女子オープン」以来、自身4度目となるレギュラーツアーでの棄権となった。
賞金ランク1位につける小祝さくら、大会ホステスプロ・穴井詩との注目組に入りプレー。自身も賞金ランク2位につけるだけに、その動向には大きな注目が集まった。そんな稲見をアクシデントが襲ったのが、6番ホールだった。
「ブヨかアブかわからないですけど何かに刺されて、めっちゃ血が出た。腫れはじめて、熱も持っていた」。そこから患部に重たさを感じはじめると、9番でバーディを奪い1アンダーでハーフターンしたものの、ラウンドをやめる決断をくだした。
ただ、大きな痛みなどはなく大事には至らなそう。来週は『メジャー制覇』を目標の一つに掲げる稲見にとって、意識せずにはいられない公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が控えている。会場となる茨城県の静ヒルズカントリークラブは小学生の時に回ったことがあるというが、「難しいイメージがある。ショットなど調整したいなと思います」と話す。それを払拭するためにも、来週頭には現地入りし仕上げていくつもりだ。
「体調自体は悪いわけではないけど、抜群ではなく、体もうまくいかないなと思ってやっていたら、左（足）に来てしまった。疲れもある」。東京五輪での銀メダル獲得後も休まずに戦ってきた稲見。疲労感もこれを機にしっかり抜いて、ビッグタイトル獲得に向かっていく。
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