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シード選手が割を食う? 試合勘は大丈夫? 戦いの場を失った選手たち

国内女子ツアーは今週開催される「スタンレーレディス」から出場できる選手が一部変更される。9月末に行われたリシャッフルに基づき、出場優先順位が今季優勝者、永久シード、そして「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了時点での賞金ランキング順となった。
そのため、リシャッフルの段階で賞金ランキング上位に入れなかったシード選手たちは、出場順位が降りてきていない場合は主催者推薦を除けば今大会には出られない。だが、本日開幕した下部に当たるステップ・アップ・ツアー「かねひで美やらびオープン」の出場者にもそのような選手の名前がない。
レギュラーツアーの出場権がないなら下部ツアーに出ればいいのでは? そう考えることもできる。では、なぜ出ていないのか。理由は簡単で、シード選手は規定上ステップ・アップ・ツアーに出られないからだ。出る意志があったとしても出られないのだ。
“レギュラーツアーに出られなくなったから下部ツアーに出る”というのは都合のいい話かもしれない。シード選手である以上は上で戦うか、試合に出ないというのが筋だ。だが、通常のシーズンに当てはめれば、彼女たちは“シード落ち”をすればファイナルQTへと向かう。そこで翌年のレギュラーツアーの出場権を得られる順位に入れなかった場合でも、QTの順位的に翌年のステップ・アップ・ツアーはフル参戦できる。シード選手を除く前半戦出場権を持つ選手、QTランキングの選手たちは、賞金を稼げなくても、リランキング後にステップ・アップ・ツアーに出場することも可能だ。そう考えるとやはり、特別なシーズンで“割を食う”ことになってしまったといえる。
今シーズンは特殊なケースだ。そもそもリシャッフルとは、コロナ禍の影響で昨年と今年が統合されたロングシーズンになり、全体の試合数が増加したことで、シードを持つ選手の出場可能試合数が極端に増えないためにつくられたもの。ここで彼女たちのシーズンがいったん終わったと考えるならば、レギュラー落ちしても、下部の試合に出てもいいのではという疑問は、やはり残る。
では、なぜ今回は出場できないのか。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は以下のように回答した。
「元々ステップ・アップ・ツアーに関してはシード選手の出場を考えていません。リシャッフル後も同じ考え方です」
もちろん、規定上可能だったとしても、ステップ・アップ・ツアーに行く、行かないは当人の自由。出られるレギュラーツアーのみに出て調整する選手もいる。ある程度の順位でリシャッフルを迎えた選手ならレギュラーツアーの出場権がこのあとの試合で降りてくることもあるだろう。だが、スタンレーレディスでは出場権が降りてきたものの、「試合にいっぱい出たい」と話していたエイミー・コガのような選手が今後、行き場をなくしてしまうのはどうなのだろうか。
約2カ月後には来季の出場権をかけたファイナルQTが開催される。そこまで出場できるレギュラーツアーの試合は最大で主催者推薦での2試合となる。コロナ禍となり、海外から日本の試合に出場しようとした選手はみな2週間の隔離期間を経ていた。そうした選手たちが一様に言うのが試合勘の欠如だった。練習やラウンドすることは可能とはいえ、試合とはやはり違うものがあるだろう。
プロは実力の世界。活躍できなかった以上、試合に出られなくなるのは仕方がないことなのかもしれないが、イレギュラーなシーズンとなっただけに、もう少し幅を持たせても良かったのではないか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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