兵庫県の有馬カンツリー倶楽部にて、11月28日(火)から12月1日(金)までの4日間の日程で開催される、国内女子ツアーファイナルQT。来季の出場権をかけた戦いに102名の選手が出場しているが、4日間の競技が終了し、トータル8アンダーとした高橋恵がQTランク1位となった。
国内女子ツアーのファイナルQTでは例年35位以内に入ることができれば、翌シーズンのフル参戦権(一部の試合を除く)を手にすることができたが、2018年からはシーズン途中のリランキング制度が実施されるため、QTで得られる権利は「前半出場権」。おおよそ30位以内に入ることができれば、2018年シーズンの『アース・モンダミンカップ』までのほぼすべての試合出場が可能になる。
今季シード陥落となり、QTへ望みをかけていた松森彩夏は4日間ともにアンダーパーを記録し、QTランク2位に。同じくシード陥落組の金田久美子も5位となり、前半出場権を獲得。ツアー通算13勝の有村智恵も8位と上位をキープした。
一方、原江里菜、藤田光里は苦しい順位に。原は50位、藤田は60位となり、ツアー出場に絶望的な順位ではないが、QTランクの資格では限定的な出場となる。
また今季日本ツアー初参戦で話題となったアン・シネ(韓国)は71位で終えた。
ファイナルQTの上位勢の順位は以下のとおり(★は今季のプロテスト合格者)。
1位:高橋恵(-8)
2位:松森彩夏(-8)
3位:田村亜矢(-6)★
4位:権藤可恋(-6)
5位:金田久美子(-6)
6位:篠原まりあ(-6)
7位:ジョン・ジェウン(-6)
8位:有村智恵(-6)
9位:小祝さくら(-5)★
10位:大出瑞月(-5)
11位:K・デイビッドソン(-5)
12位:竹内美雪(-4)
13位:鬼頭桜(-3)
14位:一ノ瀬優希(-3)
15位:槇谷香(-3)
16位:大里桃子(-2)
17位:小橋絵利子(-2)
18位:松田鈴英(-2)★
19位:松森杏佳(-1)
20位:野澤真央(-1)
21位:江澤亜弥(-1)
22位:高橋彩華(-1)
23位:山本薫里(-1)
24位:土田沙弥香(-1)
25位:小楠梨紗(-1)
26位:勝みなみ(-1)★
27位:豊永志帆(-1)
28位:金澤志奈(E)★
29位:沖せいら(E)★
30位:チャン・ウェイウェイ(E)
※順位がタイの場合は「第4ラウンドのスコア→第3ラウンドのスコア→第2ラウンドのスコア→第4ラウンドの18番ホールからのカウントバック」により順位を決定
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