きょう2月5日は鹿児島県出身で高校卒業後すぐにプロ転向した出水田大二郎(いずみだ・だいじろう)の29回目の誕生日。身長183センチ、90キロの恵まれた体格から繰り出すビッグドライブを武器に、これまでツアー1勝。昨シーズンは4試合でトップ10入りし、賞金ランク41位で4シーズン連続4度目のシード権を獲得した。
子供のころに横峯さくらの父・良郎氏主宰の「めだかクラブ」でゴルフを始め、香妻陣一朗、姉・琴乃らとともに腕を磨いた。中学3年から「九州ジュニア」を4連覇。樟南高校卒業直後の2011年にプロ転向。翌12年に下部ツアー「きみさらずGL・GMAチャレンジ」で、19歳ながら勝利を挙げるが、その後は「優勝して調子に乗って、練習しなくなった」と、結果を残せない時期が続いた。
両親に諭され実家に戻り気持ちを入れ替えると、16年に下部ツアーで3度2位に入り、賞金ランキング7位で翌年のレギュラーツアー出場権を得る。翌17年は「日本プロ」で自身初のトップ10に入る10位タイフィニッシュ。その後も10試合で予選突破し、賞金ランキング66位で初シードを獲得。
18年には「RIZAP KBCオーガスタ」で首位タイから逃げ切り、ツアー初優勝を飾った。優勝インタビューでは「もう、『でみずだ』と呼ばれることはないと思う。『いずみだ』です!」と読み間違えられやすい名前をアピールしている。
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