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「短時間しか集中できないタイプ」 吉田優利は遺伝子分析まで行い、自分の性格を客観視

2019年プロテスト合格。20-21年シーズン、ツアールーキーながら2勝を挙げて賞金ランキング22位。3月3日に沖縄で開幕を迎える22年シーズンの活躍も期待される吉田優利。開幕に備え宮崎で合宿中の吉田を訪ね、今季の抱負と現状の仕上がりを聞いた。
「だいぶ調子は上がってきています。練習場での手応えは十分、あとは練習場でできていることを試合でも出せるかどうかです」
2月のはじめの時点で、ラウンドはあまりしていないとのこと。練習場では弾道測定器(トラックマン)を使い、データとスイングをすり合わせているという。
「自分の感覚と球筋のすり合わせをやりながら、パーオン率を上げるためにビジネスゾーン(時計の文字盤の9時から3時までの振り幅)の再現性を高めています。22年はシーズン3勝以上、メジャーでの優勝が目標です。試合を重ねながら焦らずに狙っていきます」
己をしっかり見つめ、着々と準備を積み重ねている吉田。20-21年シーズンに6勝を挙げ賞金ランキング2位となり、22年は米ツアーに挑戦している古江彩佳や、20-21年シーズン4勝を挙げ賞金ランキング5位となった西村優菜ら、同期プロたちの活躍と比較して焦りを感じているのではないかと思ったが、まったくそんなことはなかった。言葉どおり、吉田に焦りは感じられない。
「同期はいい友達ですが、私は私。大事なのは、自分がどれだけいいショットを打てているかどうか。周りを気にしている余裕はありません。自分に何が必要かを見極めることが大事だと考えています」
自分自身を客観的に見ることが重要だという吉田。トラックマンを使っての徹底したスイング解析はそのためだが、遺伝子を分析するなどして自分の傾向を探ったりもしていた。
「遺伝子分析で分かったのですが、私は短時間しか集中できないタイプ。練習中はしゃべらないで集中するようにしています。試合ではギャラリーがいたほうが気持ちが入ります。ほどよく緊張していたほうがパフォーマンスが上がるんです」
徹底した自己分析に驚かされたが、もちろんフィジカル面も自分を客観的に見ている。
「ざっくり一年を通したシーズンの感覚はつかめています。今年は調子が悪くなっても復調できるように、昨年の傾向を見直して対策を練っています。一年を戦える体はほぼできてきました。あとは関節の可動域とか細かいところ。トレーニングを重ね、食事にも気をつけて体をつくっています」
体・技・心を整え己の状態を知ることは、アスリートにとって最も大事なことである。それはゴルフでも同じ。だが簡単なようで難しい自分自身を客観的に見るということを、吉田はしっかりと抑え、自分の弱点をしっかりと分析してやるべきことをやっている。20-21年シーズンの吉田のパーオン率は66.02%で57位。75.77%で1位だった稲見萌寧との差は大きい。この差を縮めることで、優勝争いを演じる機会が増えるのは間違いない。当たり前のことを当たり前にやれてこそ、結果はついてくる。自分自身を客観視できている吉田は、必ず結果を出してくるはずだ。(取材・文/河合昌浩)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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