<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇3日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>
国内男子ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は宮里優作の今季4勝目で幕を閉じた。この結果、宮里が小平智を賞金ランキングで逆転し、37歳にして初の賞金王に輝いた。
宮里は3日目とこの日はノーボギーでラウンド。「これはたいしたもんだよ。選手会長とか賞金王とか、プレッシャーがある中でやれたのは本人にとって凄く大きな財産だと思う」と重圧をはね退けて勝った宮里を賞賛。また、「パッティングが良い。心技体が充実している時は決め打ちができる。負けた悔しさとかを全部積み重ねてきて、切り替えとか決めたところに打って、ダメならダメという割り切り方がここ2〜3年できている。迷いを自分で断ち切れている」と宮里のパッティングとメンタルの強さにも惜しみない賛辞を贈っていた。
青木が今後宮里に期待するのは「今までの悔しい思いをあと2〜3年のうちにどれだけぶつけられるか。勝って“自分についてこい”と下を引っ張っていって欲しいな。選手会長として頑張ったし、会長じゃなくなっても頑張ること」。これからはさらにプレーで若い選手たちを大いに刺激して欲しいと語っていた。
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