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筋肉量の少ない小学生は、『パワー』よりも『スピード』重視が飛ぶ!【ジュニアレッスン最前線】

「ジュニアゴルファーが飛距離を伸ばすには『重いモノ』ではなく『軽いモノ』を速く振り切ってもらいたい」。20年以上のジュニアレッスン歴を持つオーストラリア人コーチ、マイケル“トモヤ”スミス氏は、そうメッセージを送る。
あるジュニアは打席で、グリップが付いたリボンをビュンビュンと振っていた。その感覚でドライバーを振るとボールが飛ぶようになり、その子はついに自己ベストの飛距離をマーク。「飛んだー!」と大喜びだった。このドリルのポイントは、切り返しからインパクトにかけて「パン!」と鋭く大きな音が鳴るようにリボンを振ることだという。
「ドライバーでアークが広いスイングは飛びますが、アークが狭いスイングは飛びません。この生徒さんは、カット軌道でフォローが小さくなりがちでした。リボンを大きく振るとフォローが大きく取れるようになるし、タイミングよく切り返すことによって『パン!』と大きな音が出ます。実際に、スイングが鋭くなったし、ドライバーの当たりが良くなり真っすぐ飛びましたね」(マイケルコーチ、以下同)
実はこのリボン、これからゴルフを始めようというジュニアが簡単に安全に楽しめるSNAG GOLF(スナッグゴルフ)の練習用アイテムで、商品名は『スナッグゴルフ スナッパー』。正しい握り方をガイドするグリップのデザインとなっている。マイケルコーチは子どものスキルアップに効果的な道具をセレクトして、レッスンに活用しているのだ。
リボンを軽やかに振り切るドリルをしてドライバーの飛距離を伸ばすジュニアを見て、マイケルコーチはこう続けた。
「昔はよく『重いモノを振ると飛ばせる』と言われましたが、それは違います。重いモノを振ると、ゆっくりした遅いスイングを作ることに。それでは飛びません。重いモノを振るなら、鏡の前でフォームをチェックするときがいいでしょう。
そういう意味でも、ジュニアゴルファーのクラブ選びはとても大事。昔のように、お父さんが使っていた“お下がり”の重たいクラブをカットして使い“遅いスイング”を覚えてしまうと飛びません。特にジュニアは、その子の体力に応じて軽いモノを“シュッ”と(スピーディに)振って、体にスピード感を覚えさせるほうが飛ばせるでしょう。それにはこういうリボンがいいし、子どもたちでも速いスピードで振れます」
現在の米国男子ツアーでは、フィジカルに長けた“モンスター”たちの多くが、60グラム台という従来からすると軽めのシャフトを振りちぎって、300ヤードをゆうに超えるビッグドライブを放っている。もはや“軽・硬”のシャフトがトレンドと言っていい。
かつてはドライバーにもスチールシャフトが挿さっていて、今のように軽いクラブはなかったし、ジュニア用のクラブも希少だった。しかし、ジュニア用やレディス用のクラブが充実してきた昨今、軽くても高性能のクラブができるようになった。我が子にゴルフをさせるなら、明らかにオーバースペックな大人用のクラブではなく、軽いクラブを使わせてあげると、スイングだけでなく上達もスピーディになるかもしれない。(取材・文/新井田聡)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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