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大物ルーキーがさすがの修正力発揮　佐藤心結が上位に返り咲き

＜ダイキンオーキッドレディス 3日目◇5日◇琉球GC（沖縄県）◇6590ヤード・パー72＞
渋野日向子と激闘を演じた大物ルーキーは、やはりただでは転ばない。初日に「68」を出して2位発進を決めるも、2日目に「75」と崩れて24位まで後退した佐藤心結。だがムービングデーに再び「68」をたたき出し、トータル5アンダー・8位タイと再び上位に加わってきた。
取り戻したのは攻める気持ちだった。「昨日は風が強かった分、風を考えすぎてピンを攻めていけませんでした。また、風があったので少し力が入っていいスイングができていませんでした」と前日のプレーを反省する。
そこで「気持ちよく振り抜くこと、そして狙ってチャンスにつけたいと意識してやりました」と修正を施すと、この日は17ホールでパーオンを達成。外した最終ホールもチップインバーディで締めて、ボギーフリーで駆け抜けた。
ただし、再び課題も出た。18番パー5で、20ヤードほどのアプローチを乗せられなかったことだ。「エッジからピンまでの距離が短かったので難しかったですが、緩んだところがありました」。そこで打った直後にキャディも務めているコーチの三觜喜一氏と確認。すぐさまメスを入れた。
首位との差は5打と小さくないが、デビュー戦とは思えない活躍を見せている。バーディ締めの流れをさらに加速させて、アマチュアだった昨年に渋野らとプレーオフを争った「スタンレーレディス」のような優勝争いを演じたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>