7日(木)、都内にてLPGA入会式が行われ、今年入会したイ・ボミ(韓国)が出席。正会員として挑む来季への意気込みを語った。
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2012年シーズンから2016年シーズンまで、プロテストで合格する以外にLPGAへ入会する制度がなかったが、今季からツアーで優勝した場合と3年連続で賞金シードを獲得すれば入会を認めるよう規則を変更。ボミは「CAT Ladies」で優勝した資格で正会員となった。
10月1日付に入会となっていたボミだが、今回このような場を設けられ改めて感激した様子。「バッヂはかっこいいし、とっても嬉しいです。ずっとメンバーになりたかった。私が来た年に制度が変わってしまったので…7年越しに会員になれて感激しています。優勝できなかったらもらえてない。そういった意味でも幸せです」と喜びを口にした。
とはいえ、1勝で終わった今季の成績には不満が残る。「今年の数字を見ると平均パット、パーオン率、リカバリー率全てが悪かった。もっと全体的に成長しないと」。分析すると、合宿の過ごし方に原因があった。「今年の合宿ではちょっとショットに集中してしまって、ショートゲームに時間を割けていませんでした」。これまではアメリカで行ってきたが、場所も含めて合宿のあり方を再検討する方針だ。
また目標の立て方も再考。「これまで平均ストローク60台や賞金女王を目標にやってきましたが、それがプレッシャーになったり不安へとつながっていた部分もある。具体的な内容はまだ考え中ですが、来年はレベルが高くなるように細かい目標を立てつつ、ゴルフを楽しめるようにしたい」とガムシャラさだけでない目標を探していく。
また、広報大使を務める平昌五輪などのスケジュールも考慮しながら決める構え。「全体的にレベルアップしたい。また、試合数も多くて4日間試合も増えているので、戦える体力をつけるトレーニングもしっかりしたい。ツアーのレベルは年々高くなっている。私も今のレベルに満足せず成長したい」と意欲を語った。
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