<JTBCクラシック 3日目◇25日◇アビアラGC(米カリフォルニア州)◇6609ヤード・パー72>
大会は決勝ラウンドに突入。日本時間27日午前0時17分にスタートした渋野日向子が、先ほど前半の競技を終えた。
トータル1アンダー・47位タイからの浮上を目指すラウンドは、ステイシー・ルイス(米国)、ジ・ウンヒ(韓国)という“メジャー女王組”に。パーオンに失敗した2番でアプローチが寄らず先にボギーが来たが、続く3番パー3で魅せた。
グリーン前に大きな池が待ち構えるこのホールで、きょうのピン位置はエッジ5ヤードとかなり手前に設定。しかし果敢に攻めると、このティショットがピンを直撃した。勢いでラフに戻されたが、続くアプローチを直接決めるチップインバーディ。ド派手なバウンスバックで、ギャラリーを沸かせた。
その後7番パー4でもバーディを挟み迎えた9番では、ティが前に出てたこともありドライバーでワンオンチャレンジ。これはランでグリーン左のラフにこぼれたが、アプローチを1.2メートルに寄せ、バーディを奪った。これでトータル3アンダーに伸ばし、気持ちよく折り返した。現在29位タイと徐々に順位も挙げている。
同じく47位タイで決勝に進んだ古江彩佳は、渋野の2組後でプレー中。2番でバーディを奪い、トータル2アンダーに伸ばしている。
日本勢最上位のトータル5アンダー・9位タイで2日目を終えた畑岡奈紗は、午前3時13分にスタートする。トータル11アンダーでトップを走るナンナ・コルザ・マジソン(デンマーク)とは6打差。ムービングデーで逆転への足掛かりを作りたいところ。
マジソンに続くトータル9アンダー・2位タイにリディア・コ(ニュージーランド)、チェ・ヘジン(韓国)がつけている。
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